根管治療大阪クリニックによる痛みの少ない根管治療・MI修復などお困り方はお気軽にご相談下さい。

歯根端切除術は痛みはあるのか?

今回は「歯根端切除術は痛みはあるのか」について、2つのポイントで解説!
 
■ポイント1
歯根端切除術とは
 
■ポイント2
歯根端切除術の痛みについて
 

以上の2つのポイントについて解説します。

ポイント1 歯根端切除術とは

根管治療を行なっても膿が治りきらなかったり、痛みが続く場合には歯周外科治療が有効です。
その1つが「歯根端切除術」と言います。


「歯根端切除術」とは、根管治療を行った歯でも治りきらなかった場合に、根っこの中からではなく、根っこの外側から病気となっている膿や肉芽を取り、お薬を根っこの先から詰めて、歯の周囲の骨の再生を促すという治療方法です。

 


ここまで治療をすることで、歯の状態にもよりますが、8割程度改善していくと言われます。
また、この歯根端切除術は前歯や小臼歯には向いていますが、大臼歯の場合は「意図的再植術」と言われる治療になることが多いです。

 

ポイント2 歯根端切除術の痛みについて

では次に、歯根端切除術の痛みについて解説していきます。
この治療方法は、名前の通り外科治療なので、歯茎を切ったり、骨を削ったりといった工程が必要です。
根管治療をしても治らない場合に、この治療を行うことで良くなることも多いのですが、一定程度の術中・術後の合併症というものもあります。
 
代表的なもので言うと「痛み」についてです。


治療中は麻酔が効いているため痛みを感じることはありませんが、術後に痛みや腫れといった症状が現れることがあります。
痛みや腫れは、手術当日よりも、翌日~2日後ぐらいがピークとなり、その後1週間程度かけて治っていきます。
腫れたり、痛みが出ることが悪いことではないのですが、こういった症状が起こりえます。
もちろん、翌日に消毒に来られた患者様で「大丈夫!なんともない!」とお話しされる患者様もおられます。
痛み止めを飲むことで、症状は和らぎますので、我慢せずにお薬を飲むことをお勧めいたします。

 

まとめ

・歯根端切除術は根管治療を行なってもよくならない場合に行う治療
・外科の治療なので、治療中は麻酔が効いていて痛みを感じることはほとんどないが、麻酔が切れた後は痛みを感じることがある
・痛みがある場合には痛み止めを飲むと緩和される

 

根管治療中の歯の抜歯をするかどうかの基準

今回は「根管治療中の歯の抜歯をするかどうかの基準」について、2つのポイントで解説!
 
■ポイント1
歯が根っこの先まで割れて細菌感染を起こしている場合
 
■ポイント2
外科的根管治療をしても良くならない場合
 

以上の2つのポイントについて解説します。

ポイント1 歯が根っこの先まで割れて細菌感染を起こしている場合


歯が残せるか、残せないのかの大きな決め手の1つ目は「歯が割れているか」どうかです。
なぜなら、割れてしまった歯の隙間には細菌が入り込みやすいのです。
そして、その隙間に細菌が入る事で「炎症」を起こしてしまうからです。
 
ですので、歯が「根っこの先の方までパキッと割れている場合」は、多くの場合抜歯をするしか方法はありません。
 
しかし、「歯が割れている位置」によっては残せる可能性もあります。
歯が根の先まで割れているのではなく、「上の部分の割れのみ」であれば治療方法によって残せる可能性が十分にあるのです。
この割れている範囲については、ご自身で見分けることは難しいですので、歯医者さんでの診断を受けていただくことをおすすめいたします。

 

ポイント2 外科的根管治療をしても良くならない場合

基本的には、正しく根管治療を受けていただくことで多くの歯は残すことができます。
しかしながら、歯の状態によっては、根管治療を受けるだけでは改善が見られない場合があります。
 
そんな時にすぐに「抜歯」をしてしまうのではなく、外科的な根管治療(歯根端切除術・意図的再殖)を受けていただくことで、より歯が残せる可能性が広がります。
 
歯根端切除術:歯茎をめくって、根っこの先の病気を取り除き、薬を詰める治療
意図的再殖:歯を一度抜いて病気を取り除き、薬を詰める治療
その外科的な処置をしても改善が見られない場合は「抜歯」をするしか方法はありません。
 
ですので、「抜歯」に至るまでにできることはたくさんある!
ということを知っていただき、かかりつけの歯医者さんに「外科的な根管治療を行っているか」の確認を取ることをおすすめいたします。



 

まとめ

・歯の抜歯の基準は、歯が割れているかどうか
・歯が割れている位置によっては残せる可能性もある
・歯の状態が悪いと根管治療を行なっても抜歯になることがある

 

根管治療で使うガッタパーチャとは

今回は「根管治療で使うガッタパーチャとは」について、2つのポイントで解説!
 
■ポイント1
最終的に詰める薬のこと
 
■ポイント2
再根管治療の時はガッタパーチャを取り出す
 

以上の2つのポイントについて解説します。

ポイント1 最終的に詰める薬のこと

「ガッタパーチャ」と言う言葉を聞いたことはありますでしょうか?
「ガッタパーチャ」とは、根管治療の最終的に詰めるお薬のことです。


根管治療では、始めて治療をするときと、再治療で少し流れが変わりますが、根管内部の死んでしまった神経や、膿んでるところを取り出し、お薬で徹底的に消毒し、最後に隙間のないようにお薬を引き詰めます。
そうすることで、再度の細菌感染から守ることへとつながります。
もしガッタパーチャがきちんと詰まっていないことがあれば、細菌感染の確率が上がってしまいます。
何十年も前からこういったガッタパーチャを使用していますが、最近では根管の形に沿わせたガッタパーチャなども出ていたりと、進化を続けています。

 

ポイント2 再根管治療の時はガッタパーチャを取り出す

先ほども少しお話しをしましたが、ガッタパーチャは根管治療の最終に詰めるお薬です。
と言うことは、再治療になった際にはもとあったガッタパーチャを取らなければなりません。


取り出す時には、ファイルと言われる器具などを使用して取り出していきます。
ですが、このガッタパーチャを取り出すことは実はとっても難しいのです。
根っこの先で詰まっていたり、小さなカスが残っていると取り出すのは大変です。
根管内部はとても複雑で、曲がっていたり、根っこの先が枝分かれしていたりと千差万別です。
通常は手探り状態で治療を行います。そうすると、ガッタパーチャも取りきれていないこともあります。
それほど取るのが難しいです。
もし再治療になった場合にはさらに治療が難しいので、マイクロスコープを使用した精密根管治療をお勧めします。

 

まとめ

・ガッタパーチャとは根管治療の最終に隙間なく詰めるための薬のこと
・ガッタパーチャをしっかりと入れることで細菌感染から守れる
・再治療の際にガッタパーチャを取り出すのは難しい

 

根管治療は危険な治療なのか?

今回は「根管治療は危険な治療なのか?」というご質問について、2つのポイントで詳しく解説!
 
■ポイント1
根管治療を放置してしまうことが危険につながる
 
■ポイント2
しっかりと治すには「精密根管治療」が有効
 

以上の2つのポイントについて解説します。

ポイント1 根管治療を放置してしまうことが危険につながる

根管治療が必要な歯があるのに、どんな治療も行わずに放置している場合は、とても危険です。
 
今回は、なぜ放置することが危険につながるのかと言うことについて解説していきます。
そもそも、根管治療が必要となる歯は、歯の神経が死んでしまっているか、すでに根管治療を行なっていたとしても根っこの先に病気がある場合に治療が必要になることがあります。
根管治療が必要になる1番の原因は「細菌」で、この根管治療を行わなければ細菌が増殖し、歯を支える骨までも溶かしていってしまう可能性があります。
 
溶かすことで、歯がぐらついて抜けてしまうこともありますし、治療が必要な歯だけではなく、その周りの健康だった歯にも影響を及ぼし、一緒に抜歯が必要になったと言うことも少なくありません。
お口の健康は体の健康と言われますが、このように悪い細菌がお口の中で増殖を繰り返すことで、歯がボロボロになり、食事が取りづらくなって、体への不調の原因につながる可能性も考えられます。
ですので、根管治療が必要だと言われたことのある歯があれば、放置をするのではなく歯医者さんで診てもらうことが危険を回避するために大切なことだと思います。

 

ポイント2 しっかりと治すには「精密根管治療」が有効

根管治療が必要だと言うことは知っていただけたかと思いますが、実は根管治療とはとても複雑で難しい治療なのです。


根管の内部は、根っこの中が繋がっていたり、肉眼では見えない根管が潜んでいたり、根っこの先で枝分かれしていたりします。
また、患者様の1本1本の歯の形は千差万別です。
 
ですが、通常の保険診療では、歯科医師が見えている角度はこれぐらいです。

 


つまり、保険診療では根管治療は手探り状態なのです。
ですので、根管内部の隅々まで洗浄が難しかったり、お薬を詰めるということが難しいのです。
顕微鏡やCBCTを活用し、また、精密根管治療に精通している歯科医師に治療をしてもらうことで、根っこの先の細かいところも洗浄することができ、お薬も詰めることができるので、膿を減らしていくことができます。
もちろん、精密根管治療の成功率も100%というわけではありませんが、治療をすることで膿の軽減を大きく期待することができるので、ぜひこういった治療方法があるということを知っていただければと思います。

まとめ

・根管治療を放置すると、歯を支える骨を溶かしてしまったりと危険
・放置し続けることで、健康だった隣接する歯の損傷も考えられる
・根管治療が必要な場合には早期の治療が予後を良くする
・精密根管治療の方が再発率を低くすることができる

 

根管治療で聞くピピピという音の正体は?

今回は「根管治療で聞くピピピという音の正体は?」について、2つのポイントで詳しく解説!
 
■ポイント1
根管の長さを測っている
 
■ポイント2
根管治療では根っこの長さを測ることが大事
 

以上の2つのポイントについて解説します。

ポイント1 根管の長さを測っている

根管治療をしている時に「ピピピ」という音を聞いたことはないでしょうか?
きっと治療で使っているのだろうと言うことはわかると思いますが、この音の正体が気になったこともあるかもしれません。


今回はそんな音の正体について説明していきます。
「ピピピ」と音が鳴る機械は根管長測定器という機械です。
 
根管長測定器では、「根っこの長さを測る」と言うことを行なっています。
根管治療とはその名の通り、神経の管が入っていた根管内部の洗浄とお薬を詰める治療のことを言います。
根っこの長さは千差万別で、一人の患者様でも歯の場所によって形や長さ、形態は様々です。
治療をする歯の長さを測ったりすることも治療を進めていく上でとても大切な工程で、それを測る時に「ピピピ」と音が鳴ります。

 

ポイント2 根管治療では根っこの長さを測ることが大事

では、続いて根管治療で根っこの長さを測る理由について解説していきます。


根管治療では、死んでしまった神経や昔詰めていたお薬を根管内部から取り出します。
取り出した後は根管内部を徹底的に洗浄をし、隙間があるままだと再度その隙間から感染を引き起こしてしまうので、隅々までお薬を詰めていく必要があります。
お薬を隅々まで詰めていくためには、根っこの長さや太さを知る必要があります。
「ピピピ」と音のする、根管長測定器では機械にファイルと呼ばれる器具を取り付けそれを根っこの中に入れ、一番先まで到達すると「ピピピ」と音が鳴り、そこまでのファイルの長さを測ることで、根っこの長さがわかります。
分かれば、根っこの先までお薬を詰めることができ、隙間からの感染をできる限り無くすことができます。
以上が、根管治療中に聞こえる「ピピピ」という音は何なのかについての解説でした。

まとめ

・根管治療中に鳴る「ピピピ」という音の正体は、根っこの長さを測るために使用する「根管長測定器」と呼ばれる機械の音
・隙間からの再感染を防ぐために根管の先端までお薬を詰めることが大事

 

根管治療の質が、抜歯の数にリンクしている

今回は、「根管治療の質が、抜歯の数にリンクしている」ということについて、徹底的に解説をしていきたいと思います。
 
■ポイント1
根管治療は非常に複雑な治療
 
■ポイント2
歯の削る量で歯の寿命も変わる
 
■ポイント3
未処置根管など治療が行き届いていないと再治療を繰り返す
 
■ポイント4
カウンセラーとの相談も大事
 

以上の4つのポイントについて解説します。

ポイント1 根管治療は非常に複雑な治療


いきなりですが、根管治療はとても複雑な治療です。
実は、根管内部の多くは、根っこの先が曲がっていたり、根っこの先で枝分かれをしていたり、また肉眼では絶対にみることのできない根管が残っている場合があります。
 
もしもこのような根管があった場合、治療が完了したと思っても、治療しきれていないことが多く、そのことから再度痛みが出てきたり、根っこの先で膿が溜まったりしていきます。
 
一般的な保険診療では、目で見える範囲でしか治療ができず、根管治療は言わば手探りで治療をしていることになります。

 


手探りだと治療が行き届かないことが多いため、治療の質も下がってしまいます。
 
それではよくないので、
治療の質をあげるとはどのようなことかについて説明します。
 
「精密根管治療」という言葉をお聞きになられたことがあるでしょうか?
「精密根管治療」とは根管治療に精通した歯科医師が、マイクロスコープと呼ばれる『顕微鏡』や『歯科用CT』を活用して、根管内部の複雑な根管を治していく治療のことです。
 
それを行うためには、まず、顕微鏡や


CT


などの設備があることが大切です。
 
 
肉眼では見えない、歯の内部の状態を確認し、見える状態で治療をしていくことが重要だからです。
肉眼では見えない部分を見ることで、今まで治療が行き届いていなかったところも、治療が可能となります。
 
そしてもう一つが、根管治療に対する知識と技術のある歯科医師のもとで治療を行うということです。

 


根管治療は非常に難しい治療だということはお分かりいただけたと思いますが、その治療をしていくためには、設備だけでなく、歯科医師の技術・知識というものがとても大切になっていきます。
 
歯科医療は常に進化していくため、どんどんと新たな知識が入ってきており、その情報を勉強しておく必要があります。
 
実は、今行っているやり方だと、もう古いやり方だとなることも多いので、新しいやり方を知ることは、治療を成功に導くためにはとても重要です。
 
また、知識だけがあったとしても実際の実践的な治療ができなければ意味がありません。
細かい治療をするための技術もとても大切で、根管治療は特に複雑な治療のため、技術があることがとても大切なのです。
 
当医院でも、歯科医師そしてスタッフも技術の向上に勤めています。
 
治療の質がよければ、根っこの改善が見込めることも多く、抜歯を回避することができます。
ですので、精密根管治療を行っている歯科医院を受診されることをお勧めします。

 

ポイント2 歯の削る量で歯の寿命も変わる

 


根管治療では、まず死んでしまった神経や、昔詰めていたお薬を取る工程があります。
 
以前に根管治療を受けたことがある歯の多くは、土台と呼ばれるものがあります。
まず、その土台を外すことで
図の②で行っているような作業です。
 
ファイルと呼ばれる器具を使用し、根管内部の汚れや虫歯を徹底的に除去します。
その際、手探りだと歯の削る量も多くなります。


削る量が多くなるということは、残っているご自身の歯の量も薄くなるということです。


薄くなることで、歯は破折しやすくなり、抜歯のリスクもぐーんと上がります。
できる限り状態の良い歯の部分は残してあげる方が、歯の寿命も長くなりますので、そのための治療の質が高いことも歯を残していく上で大切です。
 
この患者様は、以前も根管治療を行っていましたが、根っこの先が大きく曲がっていたため、根っこの先まで治療をしきれていませんでした。
 
そこで精密根管治療を行ったところ!


根っこの先の失われていた骨が、2年後には再生し骨が出来ていました。
 
このように、「精密根管治療」を行うことで、難しかった根管もよくなりました。
 
歯は何度も生えてくるものではなく、一生物です。
ですので、治療が必要な場合も、できる限り健康な歯の部分を残してもらえるように、顕微鏡を使用したり、CTのある歯科医院、精密根管治療を行ってくれる医院での治療が、残る歯の寿命を大きく左右します。

 

ポイント3 未処置根管など治療が行き届いていないと再治療を繰り返す

初めにも少しお話しをしましたが、肉眼では見えない小さな根管がある場合など、治療が行き届いていないと、何度も治療を繰り返します。
 
つまり、根管治療の質が悪く、繰り返しの治療が多ければ多いほど、難治性と言って、治療をしても治りにくくなっていき、抜歯になることがあります。
 
治療はできる限り繰り返さずに、丁寧に治療をしてあげることが、歯の寿命を伸ばすのです。
 
また、治療を繰り返せば繰り返すほど、ご自身の歯をたくさん削ることになります。


削ることで、歯が薄くなり割れやすい状況を作ってしまうのです。
 
根管治療をした歯は割れやすいため、できる限り質の良い治療を受けて、治療の繰り返しなく、寿命を伸ばすことが大切です。

 

ポイント4 カウンセラーとの相談も大事

今まで、「精密根管治療が良い。質のいい治療が大事」とお話しをしてきましたが、今回最後にお伝えしたいことは、しっかりと歯科医院と相談をし、患者さま自身が納得して治療を受けられるということです。
 
たしかに、「精密根管治療」は質も良く歯の寿命を伸ばすためにはとても有効です。
ですが、患者様の歯というのは、2つと同じものはありません。
治療をすることで、改善し長く使っていくことができる場合もあれば、すでに歯を残すことが難しいこともやはりあります。
 
歯科医院の中でもカウンセラーがいる歯科医院が存在しますので、まずは患者様自身の歯の状況をご理解いただき、どの治療が患者様にとって良い治療なのかを相談しながら、治療の選択をされることをお勧めします。
 
アスヒカル歯科でもカウンセラーが存在し、歯科医師と相談しながら患者様とお話しさせていただいております。


治療を行っていく上で、現在の状況が知りたかったり、治療の期間や流れについて知りたい場合もあると思います。
また、良い治療を受けるためには費用も必要になることがあり、ご相談したいこともきっとたくさんあるのではないでしょうか?
 
当医院では、そういった患者様の悩みについて、丁寧にご説明させていただきますし、治療についても患者様とご相談しながら進めてまいりたいと思います。
 
もしご興味がありましたら、ぜひご連絡くださいね。

 

まとめ

今回は「根管治療の質が、抜歯の数にリンクしている」について4つのポイントを解説しました。
1つめは「根管治療は非常に複雑な治療」について
2つめは「歯の削る量で歯の寿命も変わる」について
3つめは「見処置根管など治療が行き届いていないと再治療を繰り返す」について
4つめは「カウンセラーとの相談も大事」について
 
根管治療は、治療の質で治療の成功率が大きく変わっていきます。
ですが、患者様それぞれに合わせて治療の内容や、取ることのできる処置は異なってきますので、しっかりと歯科医院と相談をしながら、納得して治療を受けていただければと思います。

 

歯髄壊死の症状とは?

今回は「歯髄壊死の症状とは?」について、2つのポイントで詳しくお話しします。
 
■ポイント1
歯の色が変色する
 
■ポイント2
歯茎にニキビのような腫れができる
 

以上の2つのポイントについて解説します。

ポイント1 歯の色が変色する

歯の神経が死んでしまうことを「歯髄壊死」と言います。
今回はこの歯髄壊死が起こっているかどうかの症状について解説していきます。
歯髄壊死が起こると出る症状というものはいくつかあります。
その1つが「歯の色が変色する」ということです。

 


歯の神経が死んでしまうと、歯髄組織が腐敗して歯に色素が浸透してしまうことから変色してくるのではと言われています。
歯が黒っぽくなっているということは、歯の神経が死んでしまっている可能性があります。
万が一歯の色が変色している場合には、神経が死んでしまっている可能性がありますので、歯医者さんでの診察を受けていただくことが大切です。
 
また、矯正治療をしていることで歯を動かす力で歯が黒くなることがあります。
神経が死んでしまっている可能性もありますが、矯正治療が終わることで元に戻ることもあると言われています。
ただし、患者様自身で神経が生きているか、死んでしまっているかの判断は難しいです。
歯医者さんでレントゲンを撮ったり、EPTと呼ばれる検査が必要で、これを受けることで神経が生きているかどうかを確認します。
もし、歯に変色がある場合には歯医者さんで確認を取ってみてください。

 

ポイント2 歯茎にニキビのような腫れができる

次の兆候は、「歯茎にニキビのような腫れができる」ということです。

 


このニキビのようなものは「サイナストラクト」と言われます。
これは、歯の神経が死んでしまうことで根っこの先に膿が溜まり、膿がたくさん溜まるとそれを外の世界に出そうとすることで歯茎にぷくっと腫れが生じてしまいます。
これができている場合には、すでに神経が死んでしまっている可能性があります。
 
痛みを伴う場合もあれば、痛みはないが出来たり治ったりを繰り返す出来物がある場合には、神経が死んでしまっている可能性があります。
こちらも患者様自身で神経が死んでいるかの判断は難しいですので、歯医者さんでの診断が大切です。

 

まとめ

・神経が死んでしまうと歯が黒く変色してしまう
・神経が死んでしまうと歯茎にニキビのようなもの(サイナストラクト)ができる

 

神経の無い歯は将来どうなるのか?

今回は「神経の無い歯は将来どうなるのか?」について、2つのポイントで詳しくお話しします。
 
■ポイント1
神経の無い歯は割れやすい
 
■ポイント2
神経がなくなると虫歯ができても気づかない
 

以上の2つのポイントについて解説します。

ポイント1 神経の無い歯は割れやすい

一度歯の神経を失うと、歯は割れやすくなります。

 


根管治療を行うと、歯の内部を削る必要があります。
こうすることで、歯の強度が落ち強い力はもちろん、普段の食事や少しの噛みしめでも、歯が割れてしまうリスクがあがります。
歯が割れてしまうと歯を残すことが難しく、基本的には抜歯になってしまうほど、神経が無いということは歯を失ってしまう一歩手前の状態なのです。
ですので、できる限り歯の神経を取らないように気をつけていただきたいですし、万が一歯の神経が失われたとしても、できる限り割れないための工夫がとても大切になっていきます。

ポイント2 神経がなくなると虫歯ができても気づかない

次にお話しすることは、「歯の神経がなくなると虫歯ができても気づかない」ということです。
神経がないと痛みを感じることが出来ないため、むし歯に気付くのが遅れてしまうことがあります。
気付いた時には大きなむし歯になっていることも多々あります。
歯の神経をとったからといって、歯磨きが行き届いていなかったり、食生活の悪化など、何かしらの要因で虫歯ができてしまうことはあります。
もちろんメインテナンスに通っていたとしても、虫歯ができてしまう可能性は十分に考えられます。

 


神経がある時は、虫歯が進行していくと神経に触れるため痛みを感じることができ、「治療をしなければ!」と思い立つことができますが、一度神経を失ってしまうと、虫歯が再度できたとしても、進行を続けていたとしても見つけるまでに時間が経ってしまい、取り返しのつかない状態になることもあります。
こういった面からも、歯の神経があるということはとても大切で、万が一歯の神経が失われたとしても、定期的なメインテナンスで虫歯ができていないかをこまめに診てもらうことが大切になっていきます。

 

まとめ

・神経がなくなると歯が割れやすくなる
・神経がなくなると痛みを感じなくなるため、虫歯ができても気づかず手遅れになることがある
・定期的な検診で、できる限り虫歯を作らないようにすることと、日頃の歯ブラシがとても大切になる
 
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他院で手術したが治らず当院で再手術して改善した症例

他院で手術したが治らず当院で再手術して改善した症例

 

治療前 治療後

 

項目 詳細
年齢・性別

50代・女性

年齢・性別 50代・女性
ご相談内容症状

歯茎に出来物ができたので、他院で根の先を手術してもらったが良くならない

ご相談内容症状 歯茎に出来物ができたので、他院で根の先を手術してもらったが良くならない
診断治療内容

診察・検査を行ったところ、歯の根の先にCTでは大きな透過像(黒い影)があり、根っこの先が溶けてしまっているのを確認。
圧痛(※1)、打診痛(※2)、咬合痛(※3)などの痛みの症状はありませんでした。
 
歯根端切除を行い、溶けてしまっている部分を掃除するような手術を行なった可能性が考えられましたが、当院ではその成功率やその歯の予後は不明であると判断しました。
 
抜歯をしてインプラントやブリッジにする事も選択肢のひとつとして患者様に説明しましたが、患者様の強い希望で、今回歯根端切除の再手術を行う事となりました。
 
手術の麻酔は通常の虫歯治療でも使用されるような麻酔薬で局部麻酔を行います。
歯茎を切開し、中を確認すると、根っこの先の周りの骨は大きく無くなっており、大量の感染した骨補填剤(※4)や組織が溢れ出てきました。
また、取り残された歯の根の先も出てきました。
 
当院では、この感染した骨補填材や組織を出来る限り除去、消毒し、骨が溶けて無くなってしまったところに治癒を促すお薬を入れました。
 
 
※1圧痛
圧痛とは、押すなどして、圧力を加えた際に感じる痛みのことです。
歯科においては、歯の根の先に病気がある場合、歯の根の先に相当する部分を押さえると痛みを感じることがあります。
 
※2打診痛
打診痛とは、歯や歯茎に軽く叩くような刺激を与えたときに感じる痛みのことを指します。これは診断の一環として歯科医が行う検査であり、歯やその周囲の組織に問題があるかどうかを判断するために用いられます。
 
※3咬合痛
咬合痛とは、物を噛んだり食べたりする際に感じる痛みのことを指します。これは咬合、つまり噛み合わせに関連する問題が原因で発生する痛みであり、歯科診断や治療において重要な症状の一つです。
 
※4骨補填材
骨補填材とは、失われた骨組織を補うために使用される材料のことを指します。これは特にインプラント治療や歯周病治療において重要な役割を果たします。

診断治療内容 診察・検査を行ったところ、歯の根の先にCTでは大きな透過像(黒い影)があり、根っこの先が溶けてしまっているのを確認。
圧痛(※1)、打診痛(※2)、咬合痛(※3)などの痛みの症状はありませんでした。
 
歯根端切除を行い、溶けてしまっている部分を掃除するような手術を行なった可能性が考えられましたが、当院ではその成功率やその歯の予後は不明であると判断しました。
 
抜歯をしてインプラントやブリッジにする事も選択肢のひとつとして患者様に説明しましたが、患者様の強い希望で、今回歯根端切除の再手術を行う事となりました。
 
手術の麻酔は通常の虫歯治療でも使用されるような麻酔薬で局部麻酔を行います。
歯茎を切開し、中を確認すると、根っこの先の周りの骨は大きく無くなっており、大量の感染した骨補填剤(※4)や組織が溢れ出てきました。
また、取り残された歯の根の先も出てきました。
 
当院では、この感染した骨補填材や組織を出来る限り除去、消毒し、骨が溶けて無くなってしまったところに治癒を促すお薬を入れました。
 
 
※1圧痛
圧痛とは、押すなどして、圧力を加えた際に感じる痛みのことです。
歯科においては、歯の根の先に病気がある場合、歯の根の先に相当する部分を押さえると痛みを感じることがあります。
 
※2打診痛
打診痛とは、歯や歯茎に軽く叩くような刺激を与えたときに感じる痛みのことを指します。これは診断の一環として歯科医が行う検査であり、歯やその周囲の組織に問題があるかどうかを判断するために用いられます。
 
※3咬合痛
咬合痛とは、物を噛んだり食べたりする際に感じる痛みのことを指します。これは咬合、つまり噛み合わせに関連する問題が原因で発生する痛みであり、歯科診断や治療において重要な症状の一つです。
 
※4骨補填材
骨補填材とは、失われた骨組織を補うために使用される材料のことを指します。これは特にインプラント治療や歯周病治療において重要な役割を果たします。
治療期間

約6か月

治療期間 約6か月
費用
※治療当時の価格表示となっております。

132,000円
<内訳>
歯根端切除術…132,000円

費用
※治療当時の価格表示となっております。
132,000円
<内訳>
歯根端切除術…132,000円
術後の経過
現在の様子

術後半年、1年と経過観察を行いましたが、出来物は無くなり、CTでも大きく溶けてしまっていた骨は再生され、治癒傾向が見られました。
患者様は、抜歯覚悟でこの手術に踏み切られましたが、歯を無事に残すことが出来ました。

術後の経過
現在の様子
術後半年、1年と経過観察を行いましたが、出来物は無くなり、CTでも大きく溶けてしまっていた骨は再生され、治癒傾向が見られました。
患者様は、抜歯覚悟でこの手術に踏み切られましたが、歯を無事に残すことが出来ました。
治療リスク

根管治療を行った歯は、神経のある歯と比べて歯の強度が弱いため、破折のリスクがあります。そのため、最終の被せ物が入った後は就寝時に装着するマウスピースを使用した方が良い。歯根端切除術は歯の根の先と病巣を切り取って除去するため、治療後歯の動揺が生じるリスクがあります。
歯列不正や歯ぎしり、食いしばりなどが強い方はセラミックが割れてしまう可能性があります。

治療リスク 根管治療を行った歯は、神経のある歯と比べて歯の強度が弱いため、破折のリスクがあります。そのため、最終の被せ物が入った後は就寝時に装着するマウスピースを使用した方が良い。歯根端切除術は歯の根の先と病巣を切り取って除去するため、治療後歯の動揺が生じるリスクがあります。
歯列不正や歯ぎしり、食いしばりなどが強い方はセラミックが割れてしまう可能性があります。

 

治療の費用とリスクについて

 

VPT治療の費用とリスク

費用:55,000円
VPT(歯髄温存療法)は神経を保存する治療ですが、治療直後〜1週間くらいは鈍い痛みは出ることがあります。虫歯による歯髄へのダメージの大きさによっては、抜髄や断髄となるリスクがあります。
 

精密根管治療・支台築造の費用とリスク

費用:88,000円~187,000円
根管治療は感染した神経を取る治療ですが、根管治療を行った歯は、神経のある歯と比べて歯の強度が弱いため、破折のリスクがあります。
そのため、最終の被せ物が入った後は就寝時に装着するマウスピースを使用した方が良い。
支台築造は、残っている歯根が少ない場合、ファイバーコアが適用できないことがある。メタルコアは、歯根破折のリスクがあります。
 

歯根端切除術の費用とリスク

費用:132,000円~187,000円
根管治療を行った歯は、神経のある歯と比べて歯の強度が弱いため、破折のリスクがあります。そのため、最終の被せ物が入った後は就寝時に装着するマウスピースを使用した方が良い。歯根端切除術は歯の根の先と病巣を切り取って除去するため、治療後歯の動揺が生じるリスクがあります。
 

意図的再植術の費用とリスク

費用:187,000円
根管治療を行った歯は、神経のある歯と比べて歯の強度が弱いため、破折のリスクがあります。そのため、最終の被せ物が入った後は就寝時に装着するマウスピースを使用した方が良い。意図的再植術は一度抜歯し、歯の根の先と病巣を切り取って除去した後、再植するため、治療後歯の動揺や治癒しなかった場合は抜歯必要となるリスクがあります。
 

セラミックインレークラウンの費用とリスク

費用:99,000円~176,000円
歯列不正や歯ぎしり、食いしばりなどが強い方はセラミックが割れてしまう可能性があります。
 

 
 

鼻の下の痛みに悩まされ、歯根端切除を行って改善した症例

鼻の下の痛みに悩まされ、歯根端切除を行って改善した症例

 

治療前 治療後

 

項目 詳細
年齢・性別

20代・女性

年齢・性別 20代・女性
ご相談内容症状

鼻の下に痛みがあり歯根端切除を行って改善した症例

ご相談内容症状 鼻の下に痛みがあり歯根端切除を行って改善した症例
診断治療内容

前歯の根っこの先の部分にあたる所を押すと痛みがあり、毎日お化粧をする際に痛みが出ているとの事でした。
 
前歯の診察・検査を行ったところ、押すと痛みがある部分は骨が溶けてしまい、歯の根の先
に大きく黒い影が写り、膿が溜まっていました。
根管治療後、セラミックの被せ物をしている状態でしたので、今回は歯根端切除を行い、経過観察するのがいいと診断しました。
 
手術の手順としては、患部に局所麻酔を行い、歯茎を切開し、歯の根の先を2~3ミリ切り取り、病気の部分を掻き出してキレイにお掃除します。
根っこの先から逆根管形成(※1)と逆根管充填(※2)を行い、歯茎を閉じて手術は終了です。
 
歯茎を切ると聞くと怖く感じますが…
人によって痛みの感じ方は異なりますが、この手術は親知らずを抜くよりも腫れや痛みは少ないケースがほとんどです。
痛みが出ても痛み止めで十分に対応可能です。
 
※1逆根管形成
逆根管形成とは、根管治療が困難な場合や治療後の再感染が起こった場合に、歯の根の先端部分を直接治療する手術の一環です。逆根管形成は、歯の根の先端(根尖)を切除し、その部分から逆方向に根管を封鎖することを指します。この方法は、根管内の感染を完全に取り除くことが難しい場合に特に有効です。
 
※2逆根管充填
切除した根尖部分を逆根管形成後、バイオセラミックなど適切な材料で封鎖します。根の先端部分を逆方向から確実に封鎖することで、再感染のリスクを大幅に減少させます。

診断治療内容 前歯の根っこの先の部分にあたる所を押すと痛みがあり、毎日お化粧をする際に痛みが出ているとの事でした。
 
前歯の診察・検査を行ったところ、押すと痛みがある部分は骨が溶けてしまい、歯の根の先
に大きく黒い影が写り、膿が溜まっていました。
根管治療後、セラミックの被せ物をしている状態でしたので、今回は歯根端切除を行い、経過観察するのがいいと診断しました。
 
手術の手順としては、患部に局所麻酔を行い、歯茎を切開し、歯の根の先を2~3ミリ切り取り、病気の部分を掻き出してキレイにお掃除します。
根っこの先から逆根管形成(※1)と逆根管充填(※2)を行い、歯茎を閉じて手術は終了です。
 
歯茎を切ると聞くと怖く感じますが…
人によって痛みの感じ方は異なりますが、この手術は親知らずを抜くよりも腫れや痛みは少ないケースがほとんどです。
痛みが出ても痛み止めで十分に対応可能です。
 
※1逆根管形成
逆根管形成とは、根管治療が困難な場合や治療後の再感染が起こった場合に、歯の根の先端部分を直接治療する手術の一環です。逆根管形成は、歯の根の先端(根尖)を切除し、その部分から逆方向に根管を封鎖することを指します。この方法は、根管内の感染を完全に取り除くことが難しい場合に特に有効です。
 
※2逆根管充填
切除した根尖部分を逆根管形成後、バイオセラミックなど適切な材料で封鎖します。根の先端部分を逆方向から確実に封鎖することで、再感染のリスクを大幅に減少させます。
治療期間

約6か月

治療期間 約6か月
費用
※治療当時の価格表示となっております。

132,000円
<内訳>
歯根端切除術…132,000円

費用
※治療当時の価格表示となっております。
132,000円
<内訳>
歯根端切除術…132,000円
術後の経過
現在の様子

治療後半年、1年後と経過観察を行いましたが、黒い影はほぼ消滅し、長期にわたって悩んでいた鼻の下の痛みなどの症状も無くなり、順調に過ごされています。

術後の経過
現在の様子
治療後半年、1年後と経過観察を行いましたが、黒い影はほぼ消滅し、長期にわたって悩んでいた鼻の下の痛みなどの症状も無くなり、順調に過ごされています。
治療リスク

根管治療を行った歯は、神経のある歯と比べて歯の強度が弱いため、破折のリスクがあります。そのため、最終の被せ物が入った後は就寝時に装着するマウスピースを使用した方が良い。歯根端切除術は歯の根の先と病巣を切り取って除去するため、治療後歯の動揺が生じるリスクがあります。
歯列不正や歯ぎしり、食いしばりなどが強い方はセラミックが割れてしまう可能性があります。

治療リスク 根管治療を行った歯は、神経のある歯と比べて歯の強度が弱いため、破折のリスクがあります。そのため、最終の被せ物が入った後は就寝時に装着するマウスピースを使用した方が良い。歯根端切除術は歯の根の先と病巣を切り取って除去するため、治療後歯の動揺が生じるリスクがあります。
歯列不正や歯ぎしり、食いしばりなどが強い方はセラミックが割れてしまう可能性があります。

 

治療の費用とリスクについて

 

VPT治療の費用とリスク

費用:55,000円
VPT(歯髄温存療法)は神経を保存する治療ですが、治療直後〜1週間くらいは鈍い痛みは出ることがあります。虫歯による歯髄へのダメージの大きさによっては、抜髄や断髄となるリスクがあります。
 

精密根管治療・支台築造の費用とリスク

費用:88,000円~187,000円
根管治療は感染した神経を取る治療ですが、根管治療を行った歯は、神経のある歯と比べて歯の強度が弱いため、破折のリスクがあります。
そのため、最終の被せ物が入った後は就寝時に装着するマウスピースを使用した方が良い。
支台築造は、残っている歯根が少ない場合、ファイバーコアが適用できないことがある。メタルコアは、歯根破折のリスクがあります。
 

歯根端切除術の費用とリスク

費用:132,000円~187,000円
根管治療を行った歯は、神経のある歯と比べて歯の強度が弱いため、破折のリスクがあります。そのため、最終の被せ物が入った後は就寝時に装着するマウスピースを使用した方が良い。歯根端切除術は歯の根の先と病巣を切り取って除去するため、治療後歯の動揺が生じるリスクがあります。
 

意図的再植術の費用とリスク

費用:187,000円
根管治療を行った歯は、神経のある歯と比べて歯の強度が弱いため、破折のリスクがあります。そのため、最終の被せ物が入った後は就寝時に装着するマウスピースを使用した方が良い。意図的再植術は一度抜歯し、歯の根の先と病巣を切り取って除去した後、再植するため、治療後歯の動揺や治癒しなかった場合は抜歯必要となるリスクがあります。
 

セラミックインレークラウンの費用とリスク

費用:99,000円~176,000円
歯列不正や歯ぎしり、食いしばりなどが強い方はセラミックが割れてしまう可能性があります。