根管治療大阪クリニックによる痛みの少ない根管治療・MI修復などお困り方はお気軽にご相談下さい。

歯の神経の病気に注意!早期発見のためのサイン

今回は「歯の神経の病気に注意!早期発見のためのサイン」について、3つのポイントで詳しくお話しします。
 
■ポイント1
歯茎に腫れがある
 
■ポイント2
痛みやしみるなどの症状がある
 
■ポイント3
定期検診が大事!
 

以上の3つのポイントについて解説します。

ポイント1 歯茎に腫れがある

どんな治療も、早期発見はとても大切です。
 
なぜなら、発見が遅れると感染が広がり、健康だった周囲の歯へも影響を与えてしまう可能性があるからです。
 
根管治療が必要かどうかを発見する、見た目で分かる症状は「できもの」があるかどうかです。
もし、根管治療が必要な状態の場合は、根っこの先あたりの歯茎に、ニキビのようなできものができている可能性があります。
 
これを「サイナストラクト」と呼びます。

 


これは、根っこの先に膿が溜まり、たくさん溜まったことから外に排出するために、ニキビようなできものができてそこから膿を出すのです。
 
これは、口内炎と違い、できたり消えたりということを繰り返すということも特徴です。
 
これが見られる場合には、根管治療が必要なことが多いので、痛みがなかったとしても、早期に歯医者さんへ連絡し、必要があれば治療を受けていただければと思います。

 

ポイント2 痛みやしみるなどの症状がある

次はもっと早期に発見できる方法です。
それはしみるかどうかです。
 
虫歯が神経の方まで進行していると、しみる症状や痛みを感じます。
 
ですが、このしみるは知覚過敏などでしみている場合もあります。
ですので、勝手に決めつけずに歯医者さんでの診断が必要です。
 
神経にまで進行している時は、温かい飲み物や食べ物でもしみる可能性があります。
そうなると、虫歯もかなり進んでいる可能性がありますので、早期の治療が必要です。

 

ポイント3 定期検診が大事!

口腔内への影響ももちろん見ておく必要がありますが、一番大切なことは何の症状もない時に早期発見をすることです。


症状がある時には、虫歯や細菌感染がかなり進行していることが多いです。
 
定期検診では、ご自身では取れない汚れをとってもらえたりということもありますが、それだけではなく、定期的に診てもらうことで、虫歯があったとしても早期発見することができます。
 
早期発見により、神経を取る前に治療をすることが可能だったり、歯の寿命を伸ばすことができます。
 
ぜひ、歯医者さんでの早期発見も視野に入れてみてくださいね。

 

まとめ

・サイナストラクト(できもの)があると、根管治療が必要なことが多い
・温かいものでしみる場合は神経の治療が必要なことが多い
・定期検診で早期発見することが大事

 

神経の治療後の経過と回復に期待できること

今回は「神経治療後の経過と回復に期待できること」について、2つのポイントで詳しくお話しします。
 
■ポイント1
神経の治療後は定期的な検査が必要
 
■ポイント2
回復すれば気にせず食事も可能
 

以上の2つのポイントについて解説します。

ポイント1 神経の治療後は定期的な検査が必要

根管治療が終了後、定期的にレントゲンでの検査が必要です。

 


基本的には痛みがない、もしくは軽減されたということや、治療直後のレントゲンから骨の再生が見られた場合に、最終的な被せ物を入れる治療を行います。
 
しかしながら、骨の再生には時間がかかり、治療してから半年ほどかかる方もおられます。
もしくは、根管治療だけでは治りきらないという方もおられます。
ですので、定期的に根管の状態を確認するレントゲン撮影が必要です。
 
もしも、骨の再生が見られない場合には、外科的な根管治療に移行することもあります。
それだけではなく、場合によっては抜歯の診断が下ることもあります。
いずれにせよ、状態がどう回復しているのかを確認することが大切です。
 
ですので、歯医者さんでお伝えがあったレントゲンは、ぜひ将来の歯のためにもお受けいただくことをお勧めします。

 

ポイント2 回復すれば気にせず食事も可能

根管治療前、根管治療中には歯医者さんからも食事に気をつけるようにという指示があると思います。
 
それは、いろんな観点から言えますが、第一に仮の蓋が取れてしまわないようにということであったり、治療中の歯は脆く、かけてしまう可能性があるからです。
 
そうならないためにも、固いものは噛まないようにや、粘着物は食べないようにと制限がかかります。
それ以外にも、そもそも歯が痛くて食べれないといった辛い経験をされた方もおられるかもしれません。
 
ですが、治療が上手くいき、最終的な被せ物も入り、痛みがなければ、ある程度の食事は問題なく行うことができます。

 


もちろん、人工の被せ物ですので、強い力をかけすぎたりすれば、割れてしまう可能性もあります。
しかしながら、ほとんどの食事は楽しむことができますので、身体の健康のためにも食べるという行為を自由にできるということは、患者様も喜ばれています。
お口の健康は身体の健康とも言いますが、お口が健康であり続けられるように、日頃の歯磨きや定期検診も大切に思っていただけたら良いなと思います。

 

まとめ

・治療後は経過を見るレントゲンが必要
・場合によっては外科的根管治療が必要
・経過が良ければ、食事をまた楽しむことができる

 

神経の再生って可能なの?最新の研究動向

今回は「神経の再生って可能なの?最新の研究動向」について、2つのポイントで詳しくお話しします。
 
■ポイント1
歯の神経は蘇る
 
■ポイント2
歯の神経が蘇る手順
 

以上の2つのポイントについて解説します。

ポイント1 歯の神経は蘇る

歯の神経は蘇ることができます。
虫歯や歯の打撲などで歯の神経が死んでしまうと、従来は歯の神経を取り、その中にお薬を詰め、被せ物をすることで歯を抜かずに治療するということが一般的に行われる治療でした。

 


ですが、最近の医療の進歩にともない、不要な歯(例えば親知らずなど)から歯髄幹細胞を取り出し移植することで、歯の神経が蘇るという治療を行うことができるようになりました。
 
ただし、こちらの『歯髄再生治療』はなかなか難しい治療であり、治療をするためには厚生労働省の認可を得ることが必要で、まだまだ限られた歯科医院でしか治療をすることができません。
 
また、どんな歯でも神経が蘇るのかというとそういうわけではなく、歯に穴が空いていたり、ヒビがあったりなど、すでに根管治療を行なっても予後が悪いと思われる歯には、治療が適応されないこともあります。
 
ですので、もしご興味があれば治療を行っている歯科医院へお問い合わせいただき、一度診てもらい治療ができるかどうかの確認を取ることをお勧めします。

 

ポイント2 歯の神経が蘇る手順

 


治療の流れは、まず神経を本当に取る必要があるのか、もしくはすでに神経の無い歯があるかを確認します。
この時、歯が保存できるかどうかもこの時点でも確認します。
次に、親知らずなどの不要な歯の抜歯を行います。

 


ご自身の歯の中には、「歯髄幹細胞」と呼ばれる細胞が存在し、こちらを取り出し、増殖させていきます。
 
増殖が完了すれば、歯の根管内部を徹底的に洗浄していきます。
 
綺麗になればいよいよ歯髄幹細胞を移植します。
 
移植後は被せ物を入れ、定期的に神経が生きているかを確認していきます。
以上が歯髄再生治療の治療の手順となります。
先ほどからも何度もお話ししていますが、歯髄再生治療はかなり難しい治療です。
ですが、歯の神経が残ることで歯の寿命はグーンと上がります。
 
もしご興味のある方はぜひお問い合わせくださいね。

 

まとめ

・歯の神経は蘇ることができる!
・神経を蘇らせるには親知らずなどの不要な歯から歯髄幹細胞を取り出して移植する
・まだまだできる歯科医院は少なく、治療を行うためには厚生労働省の認可が必要

 

歯の神経の治療ってどれくらいの期間がかかるの?

今回は「歯の神経治療ってどれくらいの期間がかかるの?」について、2つのポイントで詳しくお話しします。
 
■ポイント1
歯の神経の治療の流れについて
 
■ポイント2
回数が少なければ成功率も高い!
 

以上の2つのポイントについて解説します。

ポイント1 歯の神経の治療の流れについて

ではまず、歯の神経の治療とはどのようなものなのかについて解説していきます。
神経の治療とは、虫歯や歯を打撲することにより、歯の神経が死んでしまった場合に、歯の神経を取るという治療のことです。
 
もし、死んでしまった神経が残っていたり、汚染された神経が残っていると、細菌はそれを餌として増殖し、歯を支える周囲の骨を溶かし続けてしまいます。
 
そうすると、健康だった歯も抜歯になってしまうため早期の治療が必要となります。
他にも虫歯に感染した神経があると痛みを感じることもありますので、そうならないためにも定期的な歯医者さんの健診で早期発見・早期治療をしていただくことをお勧めします。
 
では、その神経を取る治療がどのような流れで行われるかについて解説していきます。

 


まずは、虫歯をしっかりと取り切り、汚染されてしまった神経を取り除いていきます。
この時、神経の一部が生きている場合があったり、顎の先の神経は生きていますので、痛みが出ないように先に麻酔をすることもあります。
根管内部の神経が取りきれたら、薬液を使い根管内部を徹底的に洗浄していきます。
洗浄が終われば、G・P(ガッタパーチャ)と呼ばれるゴム素材のものを隙間がないように根管内部に入れていきます。
ここまでで、根管治療は終了で、終了後は歯に土台を立てて被せ物の型取りをし、装着して完了です。
以上が神経を取る治療(抜髄治療)についての解説でした。

 

ポイント2 回数が短ければ成功率も高い!

先ほど、神経を取る治療の工程をみていただきましたが、通常保険診療では根管治療だけでも数回を必要とする歯科医院が多いです。
 
ですが、最近の研究では根管治療は短い回数の方が成功率が高いと言われています。
つまり、1回の時間を長く1回で治療が終えられると成功率も高いとのことです。
 
しかしながら、膿がたくさん溜まっていたり、歯の状態によっては1回で終えることができません。
さらには、自由診療での時間設定でしか難しい場合がほとんどです。
 
もし、治療を1回で終えることができれば、期間もそれだけ短く済むことがあります。
 
治療をする歯科医院さんでおおよそどのくらいの治療期間が必要なのかを確認するのもいいかもしれませんね。

 

まとめ

・保険診療であれば、治療期間が数回かかることもある
・できる限り治療回数が少ない方が、成功率も高い
・1回で終えるためには、自由診療になることが多い

 

歯の神経が原因で口臭が起こる理由と対策

今回は「歯の神経が原因で口臭が起こる理由と対策」について、2つのポイントで詳しくお話しします。
 
■ポイント1
口臭の原因は膿
 
■ポイント2
口臭を止めるには根管治療をする!
 

以上の2つのポイントについて解説します。

ポイント1 口臭の原因は膿

口臭の原因は様々ありますが、歯の神経が由来で口臭を引き起こしてしまう可能性があります。
それは、「根っこの先からの膿」です。

 


歯の神経が虫歯や打撲などで死んでしまうと、細菌はその死んでしまった神経を餌にして食べにきます。
 
そうすることで、歯の内部は細菌で満たされます。
 
細菌が増殖し続けると入りきらなくなり、歯の根っこの先から、歯を支える骨を溶かし外の世界へ膿として放出します。
 
放出した膿が口臭の原因となってしまうのです。
 
ご自身でも「なんだか変な味がする」や「歯磨きなどをしても変な匂いがする」ということをよく耳にします。
 
つまり、根管内部の細菌による増殖でも口臭を引き起こしてしまうのです。

 

ポイント2 口臭を止めるには根管治療をする!

では、口臭を改善するためにはどうしたら良いか?
 
口臭を止めるにはその原因である膿の排出を止めなければなりません。
 
膿の排出を止めるためには根管治療が有効です!

 


根管治療とは、虫歯などをきれいに除去したのち、根管内部の汚染された神経を取り除きます。
それも全て取り除いたら、専用の薬液や器具を使い、さらに根管内部を綺麗にしていきます。
綺麗になったら、根管内部に再度細菌が入り込まないようにお薬を詰めていきます。
 
これが一連の根管治療の流れです。
 
こうすることで、良くなっていけば膿の排出もなくなり、喪失した骨も再生し、口臭もなくなります。
もし、現在膿が出ていたり、口臭が気になっている場合には、こう言った原因も考えられますので、歯医者さんでご相談されることをお勧めします。

 

まとめ

・口臭の原因は膿の可能性もある!
・根管治療をすることで膿がなくなり、口臭が治る可能性がある
・気になる場合は歯医者さんへ確認する

 

神経が死んだ歯の治療方法とは

今回は「神経が死んだ歯の治療方法とは」について、2つのポイントで詳しくお話しします。
 
■ポイント1
神経が死んだら抜髄治療
 
■ポイント2
抜髄治療時の麻酔について
 

以上の2つのポイントについて解説します。

ポイント1 神経が死んだら抜髄治療

虫歯が進行したり、歯をぶつけるなどして、歯の神経が死んでしまった場合には「抜髄治療」と言われる根管治療が必要です。
 
もしも治療を行わなければ、細菌が死んでしまった神経を餌として増殖を繰り返し、最悪の場合は歯を支える周囲の骨を溶かしたり、健康だった隣の歯もぐらつき抜歯になるケースもあります。
 
抜髄治療が必要となれば早期の治療を受けていただくことが何より大切です。
 
抜髄治療では、死んでしまった神経を掻き出し、根管内部を徹底的に洗浄していきます。

 


綺麗になれば、隙間のないように根管内部にお薬を入れていきます。
 
その後、歯に土台を立てて、被せ物を入れたら治療は完了です。

 

ポイント2 抜髄治療時の麻酔について

歯の神経を取る時は麻酔が必要です。
なぜなら、すでに死んでしまっていると思っていても一部だけ神経が生きていることもあります。
 
そうすると、治療途中に痛みを感じてしまう可能性があるからです。
 
また、神経を根っこの先まで掻き出す時、先には顎の中にある神経に繋がっているので、その境目が傷つき、傷口になって痛みを感じる可能性があります。
 
治療中はそこを何度か触れる必要がありますので、麻酔をすることが多いです。
 
麻酔も最近ではほとんど痛みを感じないような工夫がたくさんされているので、痛みを感じずに麻酔をすることができます。
 
どちらにせよ、歯科医師の判断がとても大切ですので、治療前に麻酔をするかどうかの確認を取ってみてくださいね。

 

まとめ

・神経が死んでしまったら抜髄治療が必要
・もしも抜髄治療をしなければ、細菌が死んでしまった神経を餌にして増殖し、他の歯への影響も考えられる
・抜髄治療中は麻酔の薬を使うことが多い

 

歯の神経の痛みから解放される方法とは?

今回は「歯の神経の痛みから解放される方法とは?」について、2つのポイントで詳しくお話しします。
 
■ポイント1
歯の神経の痛みから解放される方法について
 
■ポイント2
歯科医ができる治療中の痛みへのアプローチ
 

以上の2つのポイントについて解説します。

ポイント1 歯の神経の痛みから解放される方法について

歯の神経にまで虫歯が進行すると、歯に痛みが出ます。
 
ズキっと響いたり、熱いものを飲んだり食べたりしたら沁みるといった症状を引き起こす可能性があります。
 
これを改善するためには、根管治療をしなければなりません。
 
根管治療をご存知でしょうか?

 


根管治療とは、感染してしまった神経や虫歯を取り除きます。
そして、根管内部を専用の器具や薬液で徹底的に洗浄をし、再度細菌が入り込まないように隙間なくお薬を詰めます。
これが、根管治療です。
 
感染した神経を取り除くことで、痛みや違和感から解放することができます。
また、痛みだけではなく、感染した神経があることで、細菌は汚染された神経を餌にして増殖を繰り返し、歯を支える周囲の骨を溶かし続けてしまいます。
 
その増殖を防ぐためにも、根管治療が有効です。

 

ポイント2 歯科医ができる治療中の痛みへのアプローチ

歯科医ができる治療中の痛みへのアプローチとして、麻酔が1つ挙げられます。
 
麻酔をすることで、治療中に痛みを感じることは、基本的にはありません。

 


また、麻酔自体も最近では痛みを感じにくくなっており、歯茎にシールを貼ったり、塗り薬を塗ることで、歯茎の表面が麻痺し、そこに針を刺すのでチクっとした痛みを感じることはありません。
 
また、麻酔自体もゆっくり入れることや、体温と同じくらいの温度に温めることによって、痛みを感じにくくなっています。

 


このように、麻酔自体も痛みを感じにくくなり、治療でも痛みを感じにくいようにということを歯科医はアプローチしますので、身体への負担を少なく治療を行うことがあります。

 

まとめ

・神経に痛みがある、炎症がある場合は神経を取る治療が必要なことがある
・歯科医は麻酔で患者さんの痛みを緩和させることで、痛みを感じることなく治療をすることが出来る。

 

歯の構造と虫歯で痛みを感じるタイミングを徹底解説!

今回は「歯の構造と虫歯で痛みを感じるタイミングを徹底解説!」について、2つのポイントで詳しくお話しします。
 
■ポイント1
歯はいくつかの層によって構成されている
 
■ポイント2
できる限りの早期発見、早期治療を!
 

以上の2つのポイントについて解説します。

ポイント1 歯はいくつかの層によって構成されている

みなさんは歯の構造をご存知でしょうか⁇
 
歯は小さく、体のほんの一部と思われがちですが、実は何層もの構造で成り立っており、どこまで虫歯が進行すると痛みが出るかということも分かります。

 


ではまず、歯の表面についてです。
歯の表面は「エナメル質」と呼ばれ、とても硬くできています。
硬いためしっかりと食事をすることができたり、よほどの力を加えない限り割れることも少ないです。
このエナメル質に虫歯が出来た場合は、ほとんど痛みを感じることなく治療をすることも可能で、虫歯が出来たとしても簡単なレジンを詰める治療で終えられることがほとんどです。
 
次は、「象牙質」と呼ばれます。
象牙質には人の目には見えない細い管がたくさんあります。
象牙質の中には歯の神経がありますので、象牙質まで虫歯が進行すると、水などが触れることで管を通り神経に触れ、痛みを感じることがあります。
ここまでの虫歯になると、型取りをして詰め物を詰めないと強度的にも持たない可能性があります。
また、治療中は麻酔のお薬が必要です。
 
そして、最後は歯の「神経」があるという構造をしています。
歯の神経にまで虫歯ができると、細菌は神経を餌としてどんどんと増殖するため、神経を取るしか方法がなく、痛みをもろに感じてしまいます。

 

ポイント2 できる限りの早期発見、早期治療を!

ここまででお分かりかと思いますが、虫歯は早期発見することで、最小限の治療で済みます。

 


治療をせずに放置をしたとしても、虫歯は良くなることは決してなく、悪くなる一方です。
 
ですので、歯医者さんでの定期検診で早期に虫歯を見つけ、早期に治療をすることをお勧めしております。

 

まとめ

・歯は大きく3つの構造でできている
「エナメル質」「象牙質」「神経」
・歯の構造のできる場所によって、痛みを感じたり感じなかったりする
・早期発見、早期治療が大事!

 

神経が傷ついたらどうなる?歯の神経損傷のサインと治療方法

今回は「神経が傷ついたらどうなる?歯の神経損傷のサインと治療方法」について、2つのポイントで詳しくお話しします。
 
■ポイント1
歯をぶつけて神経を傷つける
 
■ポイント2
矯正の力ではの神経に影響を及ぼす
 

以上の2つのポイントについて解説します。

ポイント1 歯をぶつけて神経を傷つける

神経を取る治療の多くの原因は虫歯ですが、実はそれ以外にも歯の中の神経を傷つけてしまうことがあります。
 
その1つが歯をぶつけるということです。

 


こけたり、何かにぶつけたりと、大きな力を歯に加えてしまった時に、歯の神経が死んでしまう場合があります。
もちろん大きな衝撃を歯に与えているので、症状としては痛みを伴う場合があります。
 
それだけではなく、もしこの刺激で歯の神経が死んでしまうと、歯が黒く変色していきます。

 


この状態のまま放置をしていても良いことはなく、放置し続けると死んでしまった神経を細菌が餌として食べ、増殖し、他の歯にも影響を及ぼすことがあります。
そうならないためにも、抜髄治療が大切で、歯医者さんでもしその指示があればそういった治療を考慮に入れる必要があります。

 

ポイント2 矯正の力で神経に影響を及ぼす

次は、ぶつけたという訳ではなく、矯正治療によって歯に力を加え動かしている時に、歯の神経が死んでしまうということがあります。

 


確率としては決して高いという訳ではありませんが、誰もが可能性のあることで、矯正治療をされる場合にはこのような可能性があるがあるということを知って治療を受けていただければと思います。
 
症状としては、こちらも歯の色の変化で気づくことが多いです。
 
しかしながら、矯正治療の場合は矯正が終われば歯の神経が自然と蘇るということもあるそうで、矯正医とも相談しながらにはなりますが、様子を見ることもあります。
 
いずれにせよ、どんなことでも気になることがあれば歯科医師やスタッフに確認を取ってみてくださいね。

 

まとめ

・歯をぶつけたり、矯正治療をしたりと、力の負担がかかることで歯の神経が死んでしまうことがある
・神経に損傷があると、歯の色が黒く変化する
・損傷した神経を放置することは良くなく、歯科医師と相談しながら治療をするかの確認が大事

 

歯の痛みの原因と対処法

今回は「歯の痛みの原因と対処法」について、2つのポイントで詳しくお話しします。
 
■ポイント1
痛みの原因は虫歯
 
■ポイント2
痛みがあれば早期に歯医者さんへ
 

以上の2つのポイントについて解説します。

ポイント1 痛みの原因は虫歯

歯が痛む原因の多くは「虫歯による細菌感染」によるものです。

 


虫歯は放置していても良くなることはなく、進行を続けます。
虫歯が小さいうちは、歯の神経にまで到達しない限り痛みがないことが多いですが、虫歯が進行し歯の神経にまで到達すると痛みを伴います。
 
痛みの感じ方は人それぞれですが、ズキズキとした痛みや、ドクンドクンとした心拍を感じさせるような痛みが多いと言われています。

 


温かいものが沁みるということや、激痛で眠れない場合には、歯の神経が汚染されていることが多いので治療が必要です。
 
神経はこのように、痛みを感じるという役割を果たしています。
 
痛みを感じることで早期発見に繋がりますが、激痛になるまで気づかないという方もおられるので、歯医者さんでの定期検診での早期発見が一番良い方法だと思います。
 
他にも神経があることで、栄養を送り続けることができ、歯の寿命を伸ばすことも可能です。

 

ポイント2 痛みがあれば早期に歯医者さんへ

痛みがある場合は早期に歯医者さんで診てもらいましょう。

 


特に痛みが強い時にはできるだけ早く歯医者さんで治療をお受けされることをお勧めします。
 
痛みを伴うということは、虫歯の可能性も高く、虫歯が奥深くまで進行している場合には抜髄治療が必要です。
抜髄治療とは、歯の神経を取り除き、根管内部を徹底的に洗浄した後、神経があった部分にお薬を隅々にまで詰めて、再度細菌が入りこまないように工夫をします。

 


この抜髄治療では麻酔
を行いますが、激痛がある時は麻酔が効きにくいこともあり、治療をする前に痛み止めを飲んで少しでも炎症を抑えるということも大切です。
 
痛みがかなり強い場合には、歯医者さんへその旨を伝えることで、そういった工夫もお伝えできますので、ぜひ教えてくださいね。

 

まとめ

・虫歯は自然に治ることはない
・虫歯が進行して神経にまで到達すると痛みを感じる
・歯に痛みを伴う時は早期に歯医者さんへ行く
・神経にまで到達している場合は抜髄治療が必要