小さい虫歯とは
ここで言う「小さい虫歯」は、歯の神経に到達していない虫歯のことを意味しています。
歯医者さん用語ではC0, C1,C2 と呼びます。それ以上はC3となり「大きな虫歯」としますね。
あなたが、鏡の前で大きな口を開けて見ると少し黒くなった部分がありますか?
もしくは、しみる歯があったりしますか?
そこに小さな虫歯が潜んでいるかもしれません。
お口の中を見て全く「自分には、虫歯がないなぁ」と思っているかもしれません。
根管治療大阪クリニックでは初診で14枚法と言うレントゲンを撮りますが、実は、歯と歯の間など直接見えない部分に
小さな虫歯がある方が非常に多いのです
小さな虫歯には3種類存在します
CO(シーオー)
初期虫歯のことで、まだ歯に穴があいていない状態です。
この状態で発見することができれば、治療をする必要はありません!
①しっかりとした歯磨き
(フッ素入り歯磨き粉を使用)
②食生活の見直し
(特に寝る前の飲食は要注意)
③定期検診
(進行してC1になっていないかチェック)
以上、3点に気をつけて「再石灰化」を目指します。
C1(シーワン)
歯の皮膚にあたるエナメル質で止まっている状態です。
この状態の場合は、患者様の歯ブラシ技術や虫歯リスクから、治療をするか経過観察するかを決定します。
治療をする場合でも、小さい虫歯なので治療回数が少なくすみます。
治療する場合でも、経過観察する場合でも、COと同じ3点が重要です。
①しっかりとした歯磨き
(フッ素入り歯磨き粉を使用)
②食生活の見直し
(特に寝る前の飲食は要注意)
③定期検診
(進行してC1になっていないかチェック)
C2(シーツー)
歯の神経に到達はしていないけれども、そこそこの大きさの虫歯です。
この状態の場合は、ほとんどで治療が必要となります。
また、患者様の多くは「食べ物が詰まる」「水がしみる」などの症状があります。
しっかりと虫歯を除去し、樹脂をつめたり、型取りした詰め物を装着したりする必要があります。
治療終了後の注意点は、COやC1と同じです。
自分の歯に虫歯が存在するか不安な方、「私のこの黒いの、虫歯かな?」と不安な方は
ぜひ、一度検査をして見ることをオススメします。