MTAとは、北米式根管治療、精密根管治療、マイクロエンドにおて欠かせない材料です。
Mineral Trioxide Aggregateの略語でMTA（エムティーエー）といいます。
1990年代初頭にロマリンダ大学の Torabinejad（トラビネジャッド）と言う先生が開発しました。そして、1998年に FDA(米国食品医薬品局)が認可をし市販が開始されました。

アメリカでは、根管治療だけでなく、神経を残す治療（VPT治療）や、歯根端切除術、穿孔封鎖でMTAが使用されています。
日本では、VPT治療に用いる直接覆髄剤として承認を受ける形で 2007 年4月に認可を受けました。
登場以後，さまざまなタイプの MTA系セメン卜が開発され，現在では多くの種類の製品が入手可能となっています。
根管治療大阪クリニックでは、一人ひとりの患者様の歯の状態に合わせて、様々なMTAの種類から最適なMTAを選んで使用します。