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根管治療解説動画 <一般の患者様 >

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根管治療の内容

Q.根管治療で失敗する本当の理由とは

「根管治療で失敗する本当の理由」について、大きく2つにわけて、細かく4つにわけて解説
 
■理由1
患者側による失敗理由
 
■理由2
歯医者側による失敗理由
 
以上の2つの理由を解説します。

理由1 患者側による失敗理由

【患者側による失敗の理由は大きく2つあります】
患者側による失敗の理由は大きく2つあります。

1つ目の理由は、「歯のケア不足」
ハミガキが不足していたり、フロスや歯間ブラシをサボってしまい虫歯ができた場合にも、根管治療の失敗につながります。
被せ物と歯との隙間から細菌が入り込み、歯の根っこの先まで進行してしまい症状を引き起こすということを意味しており、根管治療の失敗の最大原因と言われています。

2つ目の理由は「歯に合わない被せものを使っている」ということです。
かなり昔に装着した被せ物で、内部のセメントが溶け出してきている被せものを、歯医者でやりかえるように勧められたが、「まだ痛くもないしな、、、」と放置している場合、また保険診療での被せものを使用している場合などが当てはまります。
歯に合わない被せものをすることで、隙間から細菌感染し、やがて痛みを伴う状態になる可能性や、歯を失ってしまう可能性もあります。
このことが、根管治療の失敗の原因となってしまうのです。

 

理由2 歯医者側による失敗理由

【敗者側の失敗原因も大きくは2つあります】
日本で多いと言われている根管治療の失敗の原因は「唾液が入らない環境で根管治療がされなかった」ということです。

 

実は、唾液の中には悪い細菌もたくさん存在します。それが、根管治療中にブクブクうがいをしたりすることで、歯の根っこの中に唾液が入り込み、感染を引き起こしてしまうのです。
細菌は肉眼では見ることができないので、気づかぬまま根管治療が終了してしまい、数年すると細菌が増殖して症状を引き起こします。
欧米先進国では、それを防ぐために「ラバーダム」という処置を行い、唾液が歯の中に入らない環境にしてから根管治療を行うことが基本です。

 

根管内は同じ形が2つと存在しない、非常に複雑で暗い場所です。
神経や汚れを取り残してしまっている可能性や、治療器具が破折して残っている可能性も考えられる原因です。

しかしながら、「いかなる達人が根管治療をしても根管内を100%きれいにすることはできない」という論文が多く出ています。
100%きれいにできなくても、再発を極力抑えた治療を行うことが根管治療をしていく上でとても大切になってきます。
マイクロスコープやCTを用いて治療してくれる、根管治療専門医に相談することが1つの鍵になると思いますので、ぜひご相談してみてくださいね。

 

まとめ

今回は、「根管治療で失敗する本当の理由は?」について、2つの原因についてお話しました。
1つ目の理由は、患者側による失敗原因について。
2つ目の理由は、歯医者側による失敗原因についてということです。

根管治療は非常に難しく、その後のケアもとても大切になってくる治療です。ぜひ、専門医へのお問い合わせをしていただくことと、治療が必要な場合にはご決断をいただくことをお勧めいたします。