根管治療の内容
Q.根管治療の時にピーピー鳴る音はの正体と役割は何か?
根管治療の時にピーピー鳴る音の正体と役割について解説します!
■音の正体とは?
■役割について
以上の2つの事柄を解説します。
音の正体とは?
【根っこの長さを測る道具】
音の正体はこの「根管長測定器」と呼ばれる機械です。
根管治療で大切なことは、根管の長さを測ることです。
この機械の先にファイルと呼ばれる道具を付けて、長さを測ることができます。
先に付けるファイルが根っこの先まで到達すると「ピー」と音を鳴らします。
「ピー」と治療中に音がなったら、治療が順調に進んでいる証拠の1つとも言えます。
役割について
【根っこの先まで器具が到達することが大切】
この機械の役割は、根っこの先まで根管を拡大し、根管の先まで器具を到達したかを知らせてくれることです。
根管治療で大切なことは、根っこの先までお薬を詰めることが大切です。
なぜなら、隙間が少しでもあることで、細菌が侵入し、再び感染してしまうからです。
隙間なく、先までお薬を入れるためには、根っこの長さがどのぐらいあるのか、お薬が根っこの先まで到達できたかを知っておく必要があります。
そうすることで、きちんと根っこの先までお薬を詰めることができ、再感染のリスクを下げることに繋がります。
ですので、この「根管長測定器」と呼ばれる機械を使用します。
まとめ
根管治療で大切なことは、根管の先までお薬をしっかりと詰めることです。
そのために、根っこの先までファイルが到達したかどうかを確認する「根管長測定器」と呼ばれる機械を使用します。
そのファイルが根っこの先まで到達すると「ピー」と音がなります。
根管治療では様々な道具を必要としますので、気になることが有れば歯科医師や近くにいるスタッフにお気軽に聞いてみてくださいね。