一般の患者様
Q.神経の再生って可能なの?最新の研究動向
今回は「神経の再生って可能なの?最新の研究動向」について、2つのポイントで詳しくお話しします。
■ポイント1
歯の神経は蘇る
■ポイント2
歯の神経が蘇る手順
以上の2つのポイントについて解説します。
ポイント1 歯の神経は蘇る
歯の神経は蘇ることができます。
虫歯や歯の打撲などで歯の神経が死んでしまうと、従来は歯の神経を取り、その中にお薬を詰め、被せ物をすることで歯を抜かずに治療するということが一般的に行われる治療でした。
虫歯や歯の打撲などで歯の神経が死んでしまうと、従来は歯の神経を取り、その中にお薬を詰め、被せ物をすることで歯を抜かずに治療するということが一般的に行われる治療でした。


ですが、最近の医療の進歩にともない、不要な歯(例えば親知らずなど)から歯髄幹細胞を取り出し移植することで、歯の神経が蘇るという治療を行うことができるようになりました。
ただし、こちらの『歯髄再生治療』はなかなか難しい治療であり、治療をするためには厚生労働省の認可を得ることが必要で、まだまだ限られた歯科医院でしか治療をすることができません。
また、どんな歯でも神経が蘇るのかというとそういうわけではなく、歯に穴が空いていたり、ヒビがあったりなど、すでに根管治療を行なっても予後が悪いと思われる歯には、治療が適応されないこともあります。
ですので、もしご興味があれば治療を行っている歯科医院へお問い合わせいただき、一度診てもらい治療ができるかどうかの確認を取ることをお勧めします。
ただし、こちらの『歯髄再生治療』はなかなか難しい治療であり、治療をするためには厚生労働省の認可を得ることが必要で、まだまだ限られた歯科医院でしか治療をすることができません。
また、どんな歯でも神経が蘇るのかというとそういうわけではなく、歯に穴が空いていたり、ヒビがあったりなど、すでに根管治療を行なっても予後が悪いと思われる歯には、治療が適応されないこともあります。
ですので、もしご興味があれば治療を行っている歯科医院へお問い合わせいただき、一度診てもらい治療ができるかどうかの確認を取ることをお勧めします。
ポイント2 歯の神経が蘇る手順


治療の流れは、まず神経を本当に取る必要があるのか、もしくはすでに神経の無い歯があるかを確認します。
この時、歯が保存できるかどうかもこの時点でも確認します。
次に、親知らずなどの不要な歯の抜歯を行います。
この時、歯が保存できるかどうかもこの時点でも確認します。
次に、親知らずなどの不要な歯の抜歯を行います。


ご自身の歯の中には、「歯髄幹細胞」と呼ばれる細胞が存在し、こちらを取り出し、増殖させていきます。
増殖が完了すれば、歯の根管内部を徹底的に洗浄していきます。
綺麗になればいよいよ歯髄幹細胞を移植します。
移植後は被せ物を入れ、定期的に神経が生きているかを確認していきます。
以上が歯髄再生治療の治療の手順となります。
先ほどからも何度もお話ししていますが、歯髄再生治療はかなり難しい治療です。
ですが、歯の神経が残ることで歯の寿命はグーンと上がります。
もしご興味のある方はぜひお問い合わせくださいね。
増殖が完了すれば、歯の根管内部を徹底的に洗浄していきます。
綺麗になればいよいよ歯髄幹細胞を移植します。
移植後は被せ物を入れ、定期的に神経が生きているかを確認していきます。
以上が歯髄再生治療の治療の手順となります。
先ほどからも何度もお話ししていますが、歯髄再生治療はかなり難しい治療です。
ですが、歯の神経が残ることで歯の寿命はグーンと上がります。
もしご興味のある方はぜひお問い合わせくださいね。
まとめ
・歯の神経は蘇ることができる!
・神経を蘇らせるには親知らずなどの不要な歯から歯髄幹細胞を取り出して移植する
・まだまだできる歯科医院は少なく、治療を行うためには厚生労働省の認可が必要