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一般の患者様

Q.歯の構造と虫歯で痛みを感じるタイミングを徹底解説!

今回は「歯の構造と虫歯で痛みを感じるタイミングを徹底解説!」について、2つのポイントで詳しくお話しします。
 
■ポイント1
歯はいくつかの層によって構成されている
 
■ポイント2
できる限りの早期発見、早期治療を!
 

以上の2つのポイントについて解説します。

ポイント1 歯はいくつかの層によって構成されている

みなさんは歯の構造をご存知でしょうか⁇
 
歯は小さく、体のほんの一部と思われがちですが、実は何層もの構造で成り立っており、どこまで虫歯が進行すると痛みが出るかということも分かります。

 


ではまず、歯の表面についてです。
歯の表面は「エナメル質」と呼ばれ、とても硬くできています。
硬いためしっかりと食事をすることができたり、よほどの力を加えない限り割れることも少ないです。
このエナメル質に虫歯が出来た場合は、ほとんど痛みを感じることなく治療をすることも可能で、虫歯が出来たとしても簡単なレジンを詰める治療で終えられることがほとんどです。
 
次は、「象牙質」と呼ばれます。
象牙質には人の目には見えない細い管がたくさんあります。
象牙質の中には歯の神経がありますので、象牙質まで虫歯が進行すると、水などが触れることで管を通り神経に触れ、痛みを感じることがあります。
ここまでの虫歯になると、型取りをして詰め物を詰めないと強度的にも持たない可能性があります。
また、治療中は麻酔のお薬が必要です。
 
そして、最後は歯の「神経」があるという構造をしています。
歯の神経にまで虫歯ができると、細菌は神経を餌としてどんどんと増殖するため、神経を取るしか方法がなく、痛みをもろに感じてしまいます。

 

ポイント2 できる限りの早期発見、早期治療を!

ここまででお分かりかと思いますが、虫歯は早期発見することで、最小限の治療で済みます。

 


治療をせずに放置をしたとしても、虫歯は良くなることは決してなく、悪くなる一方です。
 
ですので、歯医者さんでの定期検診で早期に虫歯を見つけ、早期に治療をすることをお勧めしております。

 

まとめ

・歯は大きく3つの構造でできている
「エナメル質」「象牙質」「神経」
・歯の構造のできる場所によって、痛みを感じたり感じなかったりする
・早期発見、早期治療が大事!