一般の患者様
Q.意図的再植術は痛みはあるのか?
今回は「意図的再植術は痛みはあるのか」について、2つのポイントで詳しく解説!!
■ポイント1
意図的再植術とは
■ポイント2
意図的再植術の痛みについて
以上の2つのポイントについて解説します。
ポイント1 意図的再植術とは
根管治療を行なっても膿が治りきらなかったり、痛みが続く場合には外科的歯内療法が有効です。
その1つが「意図的再植術」と言います。
その1つが「意図的再植術」と言います。
「意図的再植術」とは、治療方法としては、一度歯を抜歯して、根管内部にある膿や肉芽を徹底的に取り除いて、口腔外で歯の根っこの先からお薬を詰めてあげ、また歯を戻して固定するという治療方法です。
こうすることで、歯を支える周囲の骨の再生を期待することができます。
「意図的再植術」では、歯を抜いて戻すので、しばらくの間は歯が揺れ動く可能性があります。
こうすることで、歯を支える周囲の骨の再生を期待することができます。
「意図的再植術」では、歯を抜いて戻すので、しばらくの間は歯が揺れ動く可能性があります。
ですので、治療後その歯で食事をしないと言うことも大切なポイントです。
ここまで治療をすることで、歯の状態にもよりますが、8割程度改善していくと言われます。
また、この意図的再植術は大臼歯でよく行われますが、前歯・小臼歯の場合は「歯根端切除術」と言われる治療になることが多いです。
ここまで治療をすることで、歯の状態にもよりますが、8割程度改善していくと言われます。
また、この意図的再植術は大臼歯でよく行われますが、前歯・小臼歯の場合は「歯根端切除術」と言われる治療になることが多いです。
ポイント2 意図的再植術の痛みについて
では次に、意図的再植術の痛みについて解説していきます。
この治療方法は、名前の通り外科治療なので、歯を抜くという工程が必要です。
根管治療をしても治らない場合に、この治療を行うことで良くなることも多いのですが、一定程度の術中・術後の合併症というものもあります。
代表的なもので言うと「痛み」についてです。
この治療方法は、名前の通り外科治療なので、歯を抜くという工程が必要です。
根管治療をしても治らない場合に、この治療を行うことで良くなることも多いのですが、一定程度の術中・術後の合併症というものもあります。
代表的なもので言うと「痛み」についてです。
治療中は麻酔が効いているため痛みを感じることはありませんが、術後に痛みや腫れといった症状が現れることがあります。
痛みや腫れは、手術当日よりも、翌日~2日後ぐらいがピークとなり、その後1週間程度かけて治っていきます。
腫れたり、痛みが出ることが悪いことではないのですが、こういった症状が起こりえます。
もちろん、翌日に消毒に来られた患者様で「大丈夫!なんともない!」とお話しされる患者様もおられます。
痛みや腫れは、手術当日よりも、翌日~2日後ぐらいがピークとなり、その後1週間程度かけて治っていきます。
腫れたり、痛みが出ることが悪いことではないのですが、こういった症状が起こりえます。
もちろん、翌日に消毒に来られた患者様で「大丈夫!なんともない!」とお話しされる患者様もおられます。
痛み止めを飲むことで、症状は和らぎますので、我慢せずにお薬を飲むことをお勧めいたします。
まとめ
・意図的再植術は根管治療を行なってもよくならない場合に行う治療
・外科の治療なので、治療中は麻酔が効いていて痛みを感じることはほとんどないが、麻酔が切れた後は痛みを感じることがある
・痛みがある場合には痛み止めを飲むと緩和される