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一般の患者様

Q.根管治療で使うガッタパーチャとは

今回は「根管治療で使うガッタパーチャとは」について、2つのポイントで解説!
 
■ポイント1
最終的に詰める薬のこと
 
■ポイント2
再根管治療の時はガッタパーチャを取り出す
 

以上の2つのポイントについて解説します。

ポイント1 最終的に詰める薬のこと

「ガッタパーチャ」と言う言葉を聞いたことはありますでしょうか?
「ガッタパーチャ」とは、根管治療の最終的に詰めるお薬のことです。


根管治療では、始めて治療をするときと、再治療で少し流れが変わりますが、根管内部の死んでしまった神経や、膿んでるところを取り出し、お薬で徹底的に消毒し、最後に隙間のないようにお薬を引き詰めます。
そうすることで、再度の細菌感染から守ることへとつながります。
もしガッタパーチャがきちんと詰まっていないことがあれば、細菌感染の確率が上がってしまいます。
何十年も前からこういったガッタパーチャを使用していますが、最近では根管の形に沿わせたガッタパーチャなども出ていたりと、進化を続けています。

 

ポイント2 再根管治療の時はガッタパーチャを取り出す

先ほども少しお話しをしましたが、ガッタパーチャは根管治療の最終に詰めるお薬です。
と言うことは、再治療になった際にはもとあったガッタパーチャを取らなければなりません。


取り出す時には、ファイルと言われる器具などを使用して取り出していきます。
ですが、このガッタパーチャを取り出すことは実はとっても難しいのです。
根っこの先で詰まっていたり、小さなカスが残っていると取り出すのは大変です。
根管内部はとても複雑で、曲がっていたり、根っこの先が枝分かれしていたりと千差万別です。
通常は手探り状態で治療を行います。そうすると、ガッタパーチャも取りきれていないこともあります。
それほど取るのが難しいです。
もし再治療になった場合にはさらに治療が難しいので、マイクロスコープを使用した精密根管治療をお勧めします。

 

まとめ

・ガッタパーチャとは根管治療の最終に隙間なく詰めるための薬のこと
・ガッタパーチャをしっかりと入れることで細菌感染から守れる
・再治療の際にガッタパーチャを取り出すのは難しい