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根管治療解説動画 <一般の患者様 >

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一般の患者様

Q.根管治療で聞くピピピという音の正体は?

今回は「根管治療で聞くピピピという音の正体は?」について、2つのポイントで詳しく解説!
 
■ポイント1
根管の長さを測っている
 
■ポイント2
根管治療では根っこの長さを測ることが大事
 

以上の2つのポイントについて解説します。

ポイント1 根管の長さを測っている

根管治療をしている時に「ピピピ」という音を聞いたことはないでしょうか?
きっと治療で使っているのだろうと言うことはわかると思いますが、この音の正体が気になったこともあるかもしれません。


今回はそんな音の正体について説明していきます。
「ピピピ」と音が鳴る機械は根管長測定器という機械です。
 
根管長測定器では、「根っこの長さを測る」と言うことを行なっています。
根管治療とはその名の通り、神経の管が入っていた根管内部の洗浄とお薬を詰める治療のことを言います。
根っこの長さは千差万別で、一人の患者様でも歯の場所によって形や長さ、形態は様々です。
治療をする歯の長さを測ったりすることも治療を進めていく上でとても大切な工程で、それを測る時に「ピピピ」と音が鳴ります。

 

ポイント2 根管治療では根っこの長さを測ることが大事

では、続いて根管治療で根っこの長さを測る理由について解説していきます。


根管治療では、死んでしまった神経や昔詰めていたお薬を根管内部から取り出します。
取り出した後は根管内部を徹底的に洗浄をし、隙間があるままだと再度その隙間から感染を引き起こしてしまうので、隅々までお薬を詰めていく必要があります。
お薬を隅々まで詰めていくためには、根っこの長さや太さを知る必要があります。
「ピピピ」と音のする、根管長測定器では機械にファイルと呼ばれる器具を取り付けそれを根っこの中に入れ、一番先まで到達すると「ピピピ」と音が鳴り、そこまでのファイルの長さを測ることで、根っこの長さがわかります。
分かれば、根っこの先までお薬を詰めることができ、隙間からの感染をできる限り無くすことができます。
以上が、根管治療中に聞こえる「ピピピ」という音は何なのかについての解説でした。

まとめ

・根管治療中に鳴る「ピピピ」という音の正体は、根っこの長さを測るために使用する「根管長測定器」と呼ばれる機械の音
・隙間からの再感染を防ぐために根管の先端までお薬を詰めることが大事