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一般の患者様

Q.奥歯が縦に割れる可能性と予防策

今回は「奥歯が縦に割れる可能性と予防策」について、2つのポイントで詳しくお話しします。
 
■ポイント1
奥歯が縦に割れる可能性(原因)
 
■ポイント2
奥歯が縦に割れないための予防策
 

以上の2つのポイントについて解説します。

ポイント1 奥歯が縦に割れる可能性(原因)

そもそも歯が割れてしまう原因は大きく2つです。
1つ目は噛む力が強いこと。
 
噛む力が強く歯に負担が大きくかかることで割れてしまいます。
歯並びにより、一部もしくは大部分の歯に負担がかなりかかることで割れてしまう可能性があります。

 


しかし、神経が生きている歯は通常相当な力がかからない限り割れることは少ないです。
 
2つ目の原因は、この神経にあります。
歯の神経が失われることで、歯が割れてしまうリスクはかなり上がります。

 


神経を取ることで、歯の大部分を削り歯の厚みが少なくなります。
その歯に力の負担がかかることで割れてしまうのです。
以上のことより、噛む力が強く、神経がない歯はパキッと縦に歯が割れてしまう可能性があります。

 

ポイント2 奥歯が縦に割れないための予防策

奥歯が縦に割れないためには、まずは歯の神経をできる限り取らないということです。
もちろん神経が生きていても噛む力がかなり強い方は、稀に歯を割ってくることがありますが、それでも神経が生きていることが歯の破折のリスクと大きく繋がりがあります。
 
歯の神経を取らないためには、虫歯を作らないことが大切です。
虫歯をできる限り作らないためには、日頃の歯ブラシと歯医者さんでの定期検診が大切です。
お家では、歯ブラシをしフッ素入りの歯磨き粉を使用したり洗口液を使用することも有効です。

 


しかしながら、お家でどれだけケアをしていても、歯の汚れというものは取れていないことがほとんどで、プロの衛生士さんでも7割程度しか汚れが取れていないことがほとんどです。
ですので、残りの歯の汚れを取るためにも定期検診が大切です。
 
また、補綴物の隙間から虫歯ができやすかったりと、一度治療をしたことのある歯は虫歯になるリスクも高いです。
 
こういった歯も定期検診で見てもらい、もちろん通っていても虫歯ができることはありますが、早期発見はできます!
 
歯をできる限り割ってしまわないように、虫歯を作らないことが大切です。

 

まとめ

・歯が割れる原因は噛む力が強いことと、歯の神経がすでにない場合に多い
・歯の神経がないことで歯は割れやすい
・できる限り割らないためには、歯に虫歯を作らないことが大事