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一般の患者様

Q.根管治療のスペシャリストが教える 膿の発生と対処法

今回は「根管治療のスペシャリストが教える 膿の発生と対処法」について、2つのポイントで詳しくお話しします。
 
■ポイント1
膿が発生する原因
 
■ポイント2
膿ができないようにするための対処法
 

以上の2つのポイントについて解説します。

ポイント1 膿が発生する原因

歯の根っこの先にできる『膿』の発生となる大きな要因は、「細菌」によるものです。
細菌が根管内に入り込むことで、少しずつ少しずつ膿が溜まっていき、歯を支えている周りの骨を溶かしていってしまいます。
では、どうして細菌が増殖してしまうのかについて解説していきます。
考えられる要因はいくつかありますが、1つ目は「被せ物や詰め物の隙間からの感染」です。
一度治療を行ったことのある歯は、イラストのように詰め物や被せ物がついていることが多いです。

 


詰め物や被せ物が入ることで歯は治った、これで虫歯はできないと思われがちですが、実は違います。
 
詰め物や被せ物が入っている場合には、金属の場合水溶性でできた接着剤を使用しますので、水で溶けていってしまいます。
想像していただけるとお分かりかと思いますが、お口の中には唾液があったり、水分をたくさん飲みますよね。
 
日々の生活で少しずつ溶けていってしまい、その隙間から虫歯になってしまいます。
それが広がることで、根っこの先に膿を作り出してしまいます。
また、死んでしまった神経が根っこの中に残っている場合にも膿ができる原因にもなります。
なぜなら、死んでしまった神経は細菌の餌になるからです。

 


ですが、根っこの中はかなり複雑で、根っこの中で繋がっていたり、根っこの先で枝分かれしているものもあります。

 


それにより、細菌が増殖することで根っこの先に膿を溜めてしまいます。
 
かなり難しいので、全ての根っこの中を治療仕切れていない場合も多くあります。
また、根管治療終了時には隙間なくお薬を根っこの管に詰めることが大事ですが、これだけ複雑な根っこに隙間なくお薬を詰めるのはかなり難易度が高いです。
 
もし、綺麗に掃除が仕切れていなくて、お薬もきちんと詰まっていない場合には根っこの先に膿を溜めてしまう原因にもなります。
このようなことから、膿というものができてしまうのです。

 
 

ポイント2 膿ができないようにするための対処法

膿ができないようにするための対処法はいくつかあります。
細菌が入り込まないようにすることが対処法になるのです。
先ほどお話しはしませんでしたが、こういった場合にも対処法をすることで膿の発生のリスクを下げることができます。
 
歯にヒビがあったり亀裂があるとそこから虫歯感染を引き起こしてしまいます。
こういったヒビや亀裂は、歯並びによりある一定の歯への負担がある場合に起こり得ます。
また、噛む力が強い方も歯にヒビが入りやすく、虫歯からの細菌感染を引き起こしてしまいます。
 
ですので、歯並びにより歯に負担がある場合には、矯正治療が必要だったり、噛む力が強い場合には夜寝てる間の気づかないうちの歯軋りや食いしばりからの力を防ぐために、マウスピースを使うことが有効です。

 


マウスピースを入れることで、歯への負担が分散されますし、歯が直接削れることなくマウスピースが代わりに削れてくれるので、ヒビを作ってしまう可能性が低くなります。
そうすることで、膿の発生も少なくなります。
先ほども治療をしたことのある歯には膿ができやすいとお話ししましたが、その場合の対処法です。

 


金属はどうしても隙間ができやすく、治療のやり直しも5〜7年程度と言われています。
できる限り隙間を作らないためには、セラミックを入れることで、接着剤も水では溶けないレジンセメントを使用するので、再治療のリスクがぐーんと下がり、膿を作るリスクも下げます。
 
最後に、根管治療についての対処法です。
歯科医師というのは、そもそもこのような状況下で治療を行います。
 
つまり、見えてる範囲はとても少なく、手探り状態で治療をしています。
これだと、根っこが複雑であったとしても治療しきれていないことが多くあります。
 
それを防ぐためには、顕微鏡やCTを使った精密根管治療が有効です。
しっかりと見える状況にして治療をすることで、複雑な様子もわかることがあり、また歯科医師の高い技術があることで、再発率もぐんと低くなります。
 
こういったことを行うことで、膿の発生のリスクを下げることができます。

まとめ

・詰め物や被せ物、根管治療など、一度治療を経験した歯は膿ができやすい
・噛む力が強い、または、歯並びの関係により一部のもしくは全体的に歯への力の負担がかかることで、虫歯ができやすくそこからの膿の感染も考えられる
・対処法:マウスピースを作る、セラミックなどのレジンセメントを使用する接着剤を使用する、精密根管治療を行う
ことで、膿の発生のリスクを下げることができる