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一般の患者様

Q.根管治療で起こる腫れた時の対処法

今回は「根管治療で起こる腫れた時の対処法」について、3つのポイントで詳しくお話しします。
 
■ポイント1
腫れた時の対処法
 
■ポイント2
腫れはいつまでつづくのかについて
 
■ポイント3
腫れた時にしてはいけないこと
 

以上の3つのポイントについて解説します。

ポイント1 腫れた時の対処法

腫れた時の対処法は大きく2つあります。
1つめは「ロキソニンなどの炎症を抑える薬を飲むこと」です。
もしも、歯茎や頬が腫れた場合は抗生物質を。
加えて痛みもある場合は一緒に痛み止めを服用するのが良いかもしれません。
薬は歯医者に腫れた旨を伝えて薬をもらい、薬を服用して様子を見てください。
急に腫れてきた・痛みが出たということは、今その時が一番細菌が活発化して炎症レベルが高い時です。
抗生物質は細菌の活発化を抑えてくれる作用があるので、服用することによって一時的に落ち着くでしょう。
それで症状がなくなれば、時間があるときに歯医者を受診して原因を追及し治療をすることをお勧めします。

 


2つ目は、「すぐに歯医者さんを受診する」ことです。
薬を飲んでも腫れ・痛みが全く落ち着かないという場合はすぐに歯医者に受診しましょう。
炎症がかなり強く、状態によっては歯茎の中に膿が溜まって圧迫されて痛みが出ている可能性があります。
そうなった場合は、歯茎を少し切って膿を出してあげることでかなり腫れや痛みを和らげることができます。
しかし、それはあくまで一時的な応急処置になるので、その後の治療も必要になります。

 

ポイント2 腫れはいつまでつづくのかについて

腫れが続く期間には個人差があります。
何故なら腫れている原因によっては、「根管治療」や「歯周病治療」をしないと治らない場合が多いからです。そして、その時の体調によって腫れたり腫れなかったりと変化することもあります。
だから、「腫れをちゃんと治そう」と思うと根本的な原因を知り、その原因に対しての治療を行うことが治る近道です。

 

ポイント3 腫れた時にしてはいけないこと


歯茎や頬が腫れた時に、冷やしたらマシになるのではないかと思い冷やす人がいますがそれはしてはいけません。
冷やすことによって血流が低下し、細菌と闘う免疫が到達しにくくなる可能性があるからです。
しかし、冷やしてはいけないのは「細菌感染による腫れ」だけなのです。
抜歯した後に腫れてきたりなどの物理的な炎症の場合は、適度に冷やしても大丈夫です。
どちらか分からない不安な場合はむやみに冷やさない、もしくは歯医者に電話して聞いてみるといいでしょう。

 

まとめ

・腫れた時は、一旦痛み止めや抗生物質で様子を見るか歯科医院を早急に受診する
・あくまでも薬は一時的な対処法なので、しっかりと根本原因から対処することが大事
・腫れが続く期間は個人差がある。早期の治療が大事
・腫れがある時に、冷やすことはよくない