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根管治療の痛み

Q.根管治療の薬による痛みの原因と対処法

「根管治療の薬による痛みの原因と対処法」について、2つのポイントで解説!
 
■ポイント1
根管治療の薬による痛みの原因
 
■ポイント2
薬による痛みが出た時の対処法
 

以上の2つのポイントについて解説します。

ポイント1 根管治療の薬による痛みの原因

根管治療中に最も痛みが出現しやすいのは、消毒薬を使用するステップです。
この消毒薬は、画像の青線で囲っている「治療と治療の間に、消毒殺菌のために根管内に入れる薬」です。


消毒薬の種類によらず、歯の根の先端から消毒薬が多量に漏れ出た場合には痛みが生じることがあります。
消毒薬は、「細菌を殺菌する」という利点がありますが、歯の根の周囲にとっては「強すぎる刺激」になるという欠点があります。
 
また、ホルマリン系の消毒薬は「歯の根の周囲の組織を変性」させてしまい、長期的な違和感の原因になります。

 

ポイント2 薬により痛みが出た時の対処法

次に痛みが出た時の対処法について説明します。
痛みが出た時は、「痛み止めを飲む」ことで痛みが軽減されることがほとんどです。
 
痛み止めを飲み、痛みが和らいだ場合には様子を見ていただければと思いますが、「痛みどめを飲んでも効かない!」このような場合は、それ以上に我慢をせずに、かかりつけの歯科医院を受診しましょう!
一度、消毒薬を除去し洗浄することで痛みが軽減していく場合があります。

 

まとめ

・根管治療の薬での痛みの原因は、「根っこの先端からお薬が漏れ出すこと」で痛みが生じる
・根管内の洗浄には消毒液は有効だが、歯の周りの組織には刺激が強すぎるため痛みが生じる
・痛みが出た時は痛み止めを飲む。
・痛み止めが効かない場合には、かかりつけの歯医者さんで診てもらう