根管治療の痛み
Q.根管治療で痛みが取れない時の対処法とは?
根管治療で痛みが取れない時の2つの対処法
■対処法その1
噛み合わせを調節する
■対処法その2
根管内部を消毒をしてもらう
以上の2つの対処法を解説致します。
対処法その1 噛み合わせを調節する
【治療をしている歯の負担を緩和させる】
「噛んで痛みがでる」場合は、歯医者さんで治療中の歯の高さをチェックしてもらい、治療している歯の負担を減らすことにより、痛みが改善することがあります。
根管治療中の痛みは、歯の根っこの先にある正常な神経に出る痛みなので、歯の高さを低くし、噛んで相手の歯と当たらないようにし、歯の根っこの先に刺激がいかないようにすることで、歯の根っこの先の神経の痛みを緩和させることができます。
対処法その2 根管内部を消毒してもらう
【処置されていない根管が残っていることもある】
根っこの中というのは、根っこの先で枝分かれしていたり、トンネルのように中でつながっていたり、目には見えないほどの細い根っこが潜んでいたりと、とても複雑です。
もちろん、CTや顕微鏡を使うことで、治療が大幅には可能になりましたが、そういった未処置の根管が残っていることで、細菌が死んでしまった神経を食べようとすると、炎症を起こして痛みが出ることがあります。
その場合は、歯医者さんで未処置根管を消毒、洗浄することで緩和される場合があります。
まとめ
どんな状況にせよ、痛みが出ている時は、痛みが出ている原因が必ずあります。
噛み合わせを調整したり、未処置根管を綺麗にしてあげるなど、対処すれば緩和されることも多くあります。
お家にいても我慢できないぐらいの、痛みや腫れがある場合は、歯医者さんへご相談くださいね。