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虫歯

Q.走ると歯が痛い原因

今回は「走ると歯が痛い原因」について、3つの原因を詳しくお話しします。
 
■原因1
虫歯
 
■原因2
噛み合わせが強い
 
■原因3
歯性上顎洞炎
 
以上の3つの原因について解説します。

原因1 虫歯

走ると痛い場合の原因の多くは虫歯です。
見ただけではわからない場合もあり、レントゲン検査をしなければ発見されない場合もあります。歯科医院でしっかりレントゲン検査を受ける事が大切になります。
 
今から虫歯で痛みが出ていることについての解説をしていきます。

 


初期の虫歯の場合は痛むことは少ないのですが、虫歯が進行していくと痛みが出てきます。
虫歯は、徐々に症状が現れるため虫歯が神経の近くまで進行していくと
『噛んだ時』や
『走った時だけ』など
力が加わることで神経が刺激されて、痛みを感じることがあると考えられます。
対処法としては、できるだけ早い状態で治療をすることがポイントです。

 

原因2 噛み合わせが強い

走っている時に、無意識に強く噛んでしまっている場合『走ったら歯が痛い』と感じることがあります。
「強く噛まないという意識をすることで改善することもありますし、マウスピースなどもありますので、そういったものを使っていただくことも有効的です。
咬合痛とは、歯に強い力がかかり痛むことです。
・食いしばり
・スポーツしている時や集中している時
・噛み合わせが高く歯が強く当たっている
このようなシチュエーションの時に痛みを感じます。

 


対処法としては、咬合調整が有効です。
咬合調整とは、噛み合わせが強く当たっている部分を削って調整することで、歯に強い力がかからないようにします。
噛み合わせを調整してもらっても症状が改善されない場合は、他の原因が疑われるので、更に詳しく検査を行います。

 

原因3 歯性上顎洞炎

3つ目は歯性上顎洞炎といって、お鼻の空洞である副鼻腔に膿が溜まり、炎症を起こして痛むことがあります。


なぜなら上顎の奥歯は歯の根っこが副鼻腔に入り込んでいることが多く、歯が原因の炎症が歯の根の先から感染してしまうからです。
この歯性上顎洞炎は奥歯で起こることがほとんどで、口腔内で発症した炎症・感染症が上顎洞に波及することで生じます。
対処法としては、根管治療が有効です。
根管治療を行うことで、歯の中の炎症を抑えることができ、上顎洞の腫れも引いていきます。
そうすることで、走った時の痛みも治っていくことが予想されます。

 

まとめ

・走ると歯が痛い原因は3つ
・1つ目は虫歯、2つ目は上下の歯の噛み合わせが強い、3つ目は炎症が広がり上顎洞に膿がたまる歯性上顎洞炎になっている
・いずれも歯医者さんでの治療が必要!