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根管治療のトラブル

Q.根管治療時の臭いの原因と対処法

今回は「根管治療中の臭いの原因と対処法」について、2つのポイントで詳しくお話しします。
 
■ポイント1
根管治療中の臭いの原因について
 
■ポイント2
臭いを軽減するための対処法について
 
以上の2つのポイントについて解説します。

ポイント1 根管治療中の臭いの原因について


臭いの原因は大きく2つあります。
1つ目は、仮蓋が欠けて歯の根っこに入れたお薬が漏れている、2つ目は、歯茎に腫れができそこから膿が出ているの2つです。
今からこの2つに対して詳しく説明していけたらと思います。


1つ目はお薬の臭いです。


根管治療中はこのような過程で治療を進めていきますが、これを全て終えるためには、治療期間が2〜3回は必要です。
その間仮蓋をして、次回の治療までは経過を見ていくのですが、その仮蓋が欠けて、根管内のお薬がお口の中に盛れることで臭いを感じることがあります。
 
2つ目は歯茎から膿が漏れ出している場合です。


深い虫歯や、以前根管治療を受けたが細菌が歯の根っこの中に残っていると、細菌がどんどん歯の中で増え、やがて根っこの先で膿の袋ができます。
膿が増え続けると、逃げ道を作り歯茎から排膿が起こり、口の中で臭いがするのです。

 

ポイント2 匂いを軽減するための対処法について

口の中で臭いがある場合には、お薬が漏れている場合でも、膿が出ている場合でも、必ず歯医者さんへ行き診てもらうことをお勧めいたします。


対処法としては、1つ目の仮蓋が欠けてお薬が漏れ出している場合には、新しい仮蓋に変えていくことです。
こうすることで、隙間が封鎖されお薬が漏れなくなりますので、臭いも軽減することができます。
仮蓋の寿命は2週間程度なので、治療もできる限り期間をあけずに通うことがポイントです。
2つめの膿が出ている場合では、根管治療を行うことで改善されます。
細菌がいなくなれば膿の袋はなくなり腫れはひき、臭いもしなくなります。
ですので、口の中で「膿の臭い」がする時はすぐに歯医者に行き、根管治療を受けましょう!

 

まとめ

・根管治療中の臭いの原因は2つ!「仮蓋が欠けてお薬が漏れている」「細菌が増殖し歯茎から膿が漏れ出ている場合」
・対処法は、どちらも歯医者さんに行くことが大切!
・仮蓋が外れている場合には新しく仮蓋を入れる
・仮蓋の寿命は2週間
・膿が出ている場合は根管治療を行う