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根管治療の機材・材料・薬剤

Q.【根管治療専門医内で話題!】根管治療のレーザーは意味があるのか?

今回は「根管治療で使用するレーザーとは」について3つのポイントで詳しくお話しします。
 
■ポイント1
レーザーを使用する目的
 
■ポイント2
レーザーを使用することのメリットとデメリット
 
■ポイント3
根管治療時のレーザーを使用する費用について
 
以上の3つのポイントについて解説します。

ポイント1 レーザーを使用する目的

根管治療でレーザーを使用する最大の目的は、
「歯の根っこの中をキレイに洗浄することで、通常の根管治療以上に根管内部の細菌を除去する」ということです。
 
キレイに根管内を洗浄するときに最大効果を発揮するのです。
 
このレーザーを用いた洗浄法は、レーザー活性洗浄法(Laser Activated Irrigation: LAI)と言われています。

 



 

洗浄中に洗浄液とレーザーを併用することで、根管内部で微細な泡、キャビテーションが発生し、そのマイクロバブルの衝撃波によって根管内部を物理的に清掃し、より一層、キレイにしてくれるのです。
 
また、根管治療では超音波を用いた洗浄が一般的でしたが、レーザーを用いた洗浄の方が根管内部をキレイにできると言われています。

ポイント2 レーザーを使用することのメリットとデメリット


根管治療でレーザーを用いる最大のメリットは
「治療の成功率が上がる」ということです。
根管内部の強力な洗浄効果により細菌が減少することで、治療の効率が上がると言われています。
 
デメリットは、特にないと考えられます。しかし、日本国内では、適切なレーザー(Er.Yagレーザー)を、適切な使用方法で用いて根管治療することができる歯科医院が非常に少数であるということです。
 
よって、もし根管治療専門医院でEr.Yagレーザーで洗浄する歯科医院見つけたら、根管治療に精通している専門医だと考えられます。

 

ポイント3 根管治療時のレーザーを使用する費用について

実は、レーザーを置いているのは自由診療の根管治療を行っている歯科医院の中でも、非常に少数の歯科医院でしか装置がありません。
 
根管治療におけるレーザーの使用は、基本的に自費治療になるので、価格設定は歯科医院ごとに費用は異なります。
 
適切なレーザー(Er.Yagレーザー)は、500万円以上する非常に高価な装置で、日本全国の歯科医院で使用される装置では無いため、保険診療の根管治療では「レーザーの使用」は想定されていません。
 
自由診療の根管治療を行っている歯科医院の中でも、非常に少数の歯科医院でしか装置がなく、根管治療におけるレーザーの使用も基本的に自費治療になるので、歯科医院ごとに費用は異なります。

 

まとめ

・レーザーを使用することで、小さな泡が発生し、それがあることで根管内部を綺麗にする
・レーザーを使用することのメリットは、治療の効率をあげること
・根管治療で使用するレーザー自体、日本でも少数の歯医者さんにしか存在せず、保険診療では使うことはほとんどない
・レーザーを使用する、自由診療の根管治療は歯科医院ごとに価格設定が異なる