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治療映像

Q.【神経を生き返らせたい】歯髄再生治療希望で来院された患者様◆相談から治療風景まですべて公開!◆

【神経を生き返らせたい!】と歯髄再生治療希望で来院された患者様の
相談から治療風景まで、ノーカットでお届けします。
 

20代の女性の方で

 


数日前に歯がズキズキ痛くなり、他の歯医者さんで神経をとる治療をしてもらったけど、
後から歯髄再生治療の事を知って、神経を生き返らせたい!
と来院されました。

 

レントゲン検査をすると


歯の神経が死んでいて、根っこの先に黒い影ができて、膿が溜まっている。
昔の虫歯が深かったために、神経が虫歯を防御するために
神経の通り道、つまり根管が石灰化して、細~くなっています。
 
通常であればこのような場合には、抜髄と言って神経を取る治療を行います。
ですが、今回こちらの患者様は『歯髄再生治療』をして神経を再生治療で復活させたい!
 
ということです。
 
希望されている『歯髄再生治療』が行えるのか、という所なのですが。
歯髄再生治療をする第一条件としてあるのが
 
①親知らずなどの不要な歯があるか
②その不要な歯をキレイに抜歯できるか
 
という条件があります。
 
大きなレントゲンを見てみると…


親知らずが下に2本ありますが、どちらも真横に生えており、しかも顎の骨に埋まっています。
つまり、抜歯をするときに骨や歯を削って抜歯しなければいけません。

この場合、削ったところから細菌に感染し、神経を取り出して細胞培養しても
上手くいかない可能性が高くなります。

今回のケースに関しては、もちろん再生治療にトライすることも出来ますが、
成功率と治療にかかる費用や期間など、総合的に考え【イニシャルトリートメント(抜髄)】を選択されました。

 

治療手順

ケースによって様々ですが、今回の神経を取る、抜髄治療。イニシャルトリートメントは
以下の手順で進めて行きます。
 
治療手順
1.問診と説明
2.麻酔
3.ラバーダム装着
4.隔壁
5.根管内の清掃
6.根管内の形成
7.最終洗浄
8.根管充填
 
という流れで行います。
 
今回は患者様にご協力頂き、マイクロスコープの映像だけでなく、
問診の様子から撮影させて頂きました。
 
今回のケースは、歯髄再生治療に至りませんでしたが、
根管治療を行い、

 
■治療前



 
■治療後

治療後はこのように最終のお薬が根っこの先までキレイに入っている状態で、
痛みの症状は改善されました。
 
今後、半年〜1年毎に経過観察を行っていきます。
 
患者様には
「キチンと説明してもらえて、納得した上で、治療してもらえて、遠くから来てよかった」と大変喜んでいただけました。