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治療映像

Q.破折診断の様子ダイジェスト

歯茎に出来物がある、抜歯しないといけないと言われた
と言う事で遠方から来院された患者様の『破折診断』の様子、
フルバージョンは既に上がっていますが、ダイジェストバージョンでお届けします。

 

40代の女性の方で

 


歯茎に出来物がある
2件の歯医者さんで抜歯しないといけないと言われたが、本当に残せないのか…
 
という事で来院されました。
 
 
歯周ポケット検査、打診痛検査、レントゲン検査など色々な検査を行いましたが、
 
歯に穴が空いている(穿孔)の可能性、破折している可能性もあります。
もしも、破折している場合は抜歯になってしまいます。
 
ですが、穿孔なのか破折なのかは、金属の土台を外してみなければ判断が出来ないので
被せ物、土台を外して、歯の状態を確認する【破折診断】が必要でした。
 
土台を外して、歯の中を確認して破折診断をすることで、【歯が残せると診断】出来れば、もちろん歯は残せますが、
 
土台を外す、今回問題の歯を触る事で、歯が残せなくなる、つまり抜歯になってしまう可能性があります。
 
患者様へこれらのリスクなども含めて、説明を行ったところ『キチンと知りたい!』と治療を希望されたので、
今回は、まず破折診断を行いました。

 

破折診断の手順

ケースによって様々ですが、今回の破折診断は以下の手順で進めて行きます。
 
1.歯周ポケット確認
2.メタルコア除去
3.虫歯・破折線の染め出し
4.隔壁築造
5.ガッタパーチャ除去
6.穿孔確認
7.貼薬
 
 
『歯茎に出来物がある・抜歯しないといけないと言われ、本当に歯が残せないのか…』
と来院されました。
 
レントゲンや口腔内診査では、【歯が破折しているかもしれない】【歯に穴が空いているかもしれない】、場合によっては、【抜歯の可能性がある】状態でしたが、破折診断をして歯が残せる可能性があると診断しました。
 
常に医療はケースバイケースです。
全ての患者様に当てはまる事ではありませんが、
このように【破折診断】を行うことで、『抜歯と言われた』歯でも残せる場合があります。
 
患者様には『最後の望みをかけて、ここに来てよかった!』と大変喜んでいただけました。
 
その後、歯の穴を埋めるパーフォレーションリペアと精密根管治療を行いました。
 
その治療の様子はまた次回の動画でお見せしますので、また良ければ御覧ください!