根管治療大阪クリニックによる痛みの少ない根管治療・MI修復などお困り方はお気軽にご相談下さい。

根管治療解説動画 <一般の患者様 >

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根管治療の機材・材料・薬剤

Q.根管治療で使われるストッピングは大丈夫か?

◆根管治療で使われるストッピングは大丈夫か?◆
というご質問を頂きました。

まずストッピングとは、加熱することで柔らかくなり、冷えると固まる材料です。
このストッピングを根管治療で使用することについて
 
■大丈夫な場合
■大丈夫ではない場合
 
以上、2つの場合で説明をします。

大丈夫な場合

歯の神経の診査の「温熱診断」に用いるのは医学的に正しいから。
【歯が熱いもので痛む時に行う「温熱診断」で使用します。】
 
温熱診断とは、診査する歯に暖かいものを当て、痛みが出るかどうかを調べる診査方法です。
この温熱診断で10秒以上、痛みが継続した場合は歯の内部にある神経に問題が起きていると一般的に考えられています。この方法は根管治療専門医では非常に一般的な方法です。
そして、この温熱診断で異常と判断された場合、神経を除去する必要がある事が多く見られます。

大丈夫ではない場合

根管治療中の仮フタとして使用するのは医学的にアウトだから。

時々、根管治療中の仮フタにストッピングが使用されていることがあります。
これは、現代の医学では絶対にNG!とされています。
理由としては、ストッピングは歯との間に隙間が存在しており、根管治療中の歯に仮フタとして使用してしまうと、次回の治療までの内部に細菌が進入し放題となってしまうからです。
 
ストッピングを治療と治療の間の仮フタとして使用するのは、根管治療の鉄則である「細菌の除去」を蔑ろにする行為であり、医学上不適切なのです。