根管治療のQ&A
Q.マイクロスコープやCBCTは自由診療なのか?
「マイクロスコープやCBCTは自由診療なのか?」という質問をいただいたので、2つのポイントに分けて解説します。
今回、このような質問をyou tubeにコメントいただきました。
■ポイント1
マイクロスコープやCBCTは基本的には自由診療
■ポイント2
保険診療で使用する場合の例
以上の2つのポイントを解説します。
ポイント1 マイクロスコープやCBCTは基本的には自由診療
【精密な治療で必要とする】
マイクロスコープやCBCTでは、基本的には細かく精密な治療を行う際に使用します。
例えば、複雑な根管治療であったり、ダイレクトボンディングと呼ばれるような歯と歯の間を綺麗に樹脂で詰めてあげるような、精密な治療をする場合に使用します。
精密に治療をしてあげるためには、特殊な機材が必要だったり、お薬が必要となり、保険診療では扱うことのできないものを使用することがほとんどです。
ですので、マイクロスコープやCBCTといった機材は自由診療で使われることが基本です。
また、そもそもマイクロスコープやCBCTといった機材事態がかなり高額なものとなっているので、保険診療ではなく、自由診療で使われることが多いのだと思います。
例えば、複雑な根管治療であったり、ダイレクトボンディングと呼ばれるような歯と歯の間を綺麗に樹脂で詰めてあげるような、精密な治療をする場合に使用します。
精密に治療をしてあげるためには、特殊な機材が必要だったり、お薬が必要となり、保険診療では扱うことのできないものを使用することがほとんどです。
ですので、マイクロスコープやCBCTといった機材は自由診療で使われることが基本です。
また、そもそもマイクロスコープやCBCTといった機材事態がかなり高額なものとなっているので、保険診療ではなく、自由診療で使われることが多いのだと思います。
ポイント2 保険診療で使用する場合の例
【親知らずの抜歯など】
ここまで、マイクロスコープやCBCTは基本的には自由診療で使用するとお話してきましたが、保険診療でも使用することもあります。
ここまで、マイクロスコープやCBCTは基本的には自由診療で使用するとお話してきましたが、保険診療でも使用することもあります。
例えば、下の親知らずを抜歯する時などです。
下の親知らずの近くには大きな神経が存在します。
抜歯をすることで、その神経を傷つけてしまうこともあり、もし傷つけてしまうと麻痺が起こり、舌や頬などが痺れた感じが残ってしまうのです。
もちろん、気をつけて抜歯をしていてもそういったリスクはあるのですが、できる限り麻痺を起こさないために確認しておくべきことは、親知らずと神経との距離がどのぐらいあるのかを調べる必要があります。
それを調べるにあたり、CBCTを使用することがあります。
よく見る2次元のレントゲンでは、奥行きなどがどのぐらい離れているかということは分かりません。
CBCTを使用することで、そこがどのぐらいの距離があるのかということが3D的にわかることができます。
親知らず抜歯の場合には保険適応されることがほとんどですので、そういった治療をする際にはCBCTも保険診療で使用することがあります。
下の親知らずの近くには大きな神経が存在します。
抜歯をすることで、その神経を傷つけてしまうこともあり、もし傷つけてしまうと麻痺が起こり、舌や頬などが痺れた感じが残ってしまうのです。
もちろん、気をつけて抜歯をしていてもそういったリスクはあるのですが、できる限り麻痺を起こさないために確認しておくべきことは、親知らずと神経との距離がどのぐらいあるのかを調べる必要があります。
それを調べるにあたり、CBCTを使用することがあります。
よく見る2次元のレントゲンでは、奥行きなどがどのぐらい離れているかということは分かりません。
CBCTを使用することで、そこがどのぐらいの距離があるのかということが3D的にわかることができます。
親知らず抜歯の場合には保険適応されることがほとんどですので、そういった治療をする際にはCBCTも保険診療で使用することがあります。
まとめ
今回は、「マイクロスコープやCBCTは自由診療なのか?」について、2つのポイントを解説しました。
1つ目のポイントは、「マイクロスコープやCBSTは基本的には自由診療」ということと、
2つ目のポイントは、「保険診療で使用する場合の例」ということです。
マイクロスコープやCBCTは全ての歯医者さんにあるというものでもありませんし、行う治療によっても異なってはきますが、基本的には自由診療で使用されるということを知っていただければと思います。
ぜひ、今回のYouTubeを見ていただき参考になれればと思います。
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