根管治療の内容
Q.歯根嚢胞は再手術の可能性について
「歯根嚢胞の再手術の可能性について」2つのポイントを解説します。
■ポイント1
基本的には再手術はしない
■ポイント2
手術をしても改善が見られない時は抜歯になる
以上の2つについてポイントを解説します。
ポイント1 基本的には再手術はしない
基本的には、再手術というものは行いません。
手術をする際に大事なポイントは、歯根嚢胞を取り切り、根っこの先を少し切って、根っこの先から感染しないためにお薬を詰めていくことがポイントです。
では、なぜ再手術を行わないかというと、治療時に根っこの先を切るので、根っこが短くなります。
再手術をすれば、根っこの長さはどんどんと短くなり、短くなると衝撃に耐えられなくなり、歯に揺れが生じたりすることがあります。
ですので、再手術は基本的には行いません。
ポイント2 手術をしても改善が見られない時は抜歯になる
【手術は抜歯をする前の最後の手段】
手術が必要と言う方は、精密な根管治療をしても改善されない方に行います。
ですので、手術が必要と言われる時点でも、かなり歯はダメージを受けていることになります。
その歯を、頑張って残すために、手術というものがありますので、手術をしても改善が見られない場合には「抜歯」になる可能性が高いです。
手術自体もかなり高度な技術が問われますので、根管治療専門医での治療を受けていただくことがとても大切です。
まとめ
今回は、「歯根嚢胞の愛手術の可能性」について、2つのポイントを解説しました。
1つ目のポイントは、基本的には再手術は行わないということ
2つ目のポイントは、手術をしても改善が見られない時は抜歯になるということです。
歯根嚢胞が原因の可能性がある、手術に関しては、抜歯の前の最終手段とも言えます。
技術、知識のある歯科医師での治療がとても大切になります。
ぜひ今回のYouTubeを見ていただき、治療の参考になればと思います。