根管治療の内容
Q.歯にヒビが入ってしまう原因とは?
歯にヒビが入ってしまう原因は? 2つの原因を解説!
■原因1
噛む力が強いため
■原因2
歯並びの影響で歯に負担がかかっているため
原因1 噛む力が強いため
【特に神経を取った歯は割れやすい】
歯にヒビが入ってしまう原因の1つが「噛む力」が強いことが原因です。
特に一度神経をとってしまった歯は、残っている歯の量が治療をするために削られて少なくなっているため、割れやすくなってしまいます。
例えるなら、もともとの歯の量が植木鉢ぐらいの厚さだったとすれば、治療をして薄くなった歯は、ガラスでできたグラスのようなものということです。
そこに、強い力がかかると、割れてしまうということも想像できると思います。
力の加わり方とは、日中は力がかかったとしても、意識のある状態なので、ある程度の力が加わったら体が勝手に制限してくれますが、夜寝ていて意識の無い状態の時であれば、体重の2〜3倍の力がかかっていることもあると言われています。
ですので、夜寝る時にマウスピースを入れていただくことで、力が分散され、直接歯と歯が触れ合うことがありませんので、マウスピースを使用することをおすすめいたします。
原因2 歯並びの影響で歯に負担がかかっているため
【ヒビを入れさせないためには矯正治療も1つの手段】
歯並びがガタガタしていることが、歯にヒビを与えている原因となっているかもしれません。
「歯」とは、全部で28本ありますが、全ての歯が機能することで、負担なく長期的に使用することができます。
しかし、歯並びがガタガタと悪いことで、1部の歯は噛むことができずに、他の歯に負担をかけてしまっていることがあります。
こうなると、負担がかかっている歯が耐えられなくなり、割れたりヒビが入ってしまうのです。
さらには、神経を取ってしまっている歯に、更に負担をかけてしまうとなお割れやすいことがお分かりいただけると思います。
ですので、歯並びをキレイに並べるということは、見た目だけがキレイになるのではなくて、歯に負担を与えることなく、歯を長期的に使用する目的でも必要というわけです。
将来たくさん歯を残してあげたいと思われる方は、歯並びについても歯医者さんで確認していただくことをおすすめいたします。
まとめ
歯にヒビが入ってしまう原因の1つは「力」もう一つは「歯並び」が大きく影響を与えていると言われています。
人生100年時代と言われるこの時代に、最後までヒビが入って割れてしまわないように、できる対策で大切に使っていただければと思います。