根管治療の内容
Q.根管治療の専門医と一般歯科医の違いは何か?
根管治療の専門医と一般歯科医の違いについて3つのポイントを解説します。
■ポイントその1
「使用機材が揃っている」
■ポイントその2
「機材を使いこなせる」
■ポイントその3
「根管治療についての知識がある
以上の3つのポイントを解説します。
ポイントその1 使用機材が揃っている
【マイクロスコープやCTなどの機材を使用する】
根管治療専門医と一般歯科医師の違いの1つ目のポイントは、歯科医院にきちんと根管治療を精密に行うための機材があるかどうかです。
根管治療専門医であれば必ず、マイクロスコープと呼ばれる顕微鏡やCTを使用して、根管の中を細かく見ながら丁寧に治療をしていきます。
ポイントその2 機材を使いこなすことができる
【ただ機材があるだけではいけない】
2つ目のポイントは、機材を使いこなすことができるかということです。
根管治療を勧めていく上で、ただ機材があるからそれで大丈夫というわけではありません。
この機材をきちんと使いこなせるかが大事なポイントです。
例えば、目の前に楽器があっても、その音が出せないと、ただの飾り物になってしまいますよね。
根管治療専門医は、マイクロスコープやCT、他の治療器具も使いこなすことが必須の条件です。
実際の難しい根管治療を治すことに成功している先生はこうした機材を自由自在に使いこなしています。
ポイントその3 根管治療についての知識がある
【新たな情報がたくさん増えていく治療】
これが一番大切なポイントです。
根管治療専門医は根管の中の専門的な知識を常に勉強し、新しい知識を取り入れたり、実際に難しい根管治療を治した先生に学んだりと、知識を蓄えています。
根管治療は、とても複雑な治療です。
また、どんどんと最新治療が出てくる治療でもあります。
こういった情報を得て治療しているのとしていないのとでは、治療結果も大きく変わるのです。
まとめ
根管治療を成功に導くためには、様々な機材があることが大切です。
ただし、ただ機材が揃っているだけでいいのではなく、その機材を使いこなすことができ、根管治療についての知識があるということがとても大切です。
ぜひ、根管治療を検討されている方は、複雑な治療になりますので、根管治療専門医に相談されることをオススメします。