根管治療の内容
Q.前歯の根管治療はどのようにやるのか?
前歯の根管治療はどのようにやるのか? 2つのポイントで解説!
■ポイントその1
治療の内容自体は奥歯と同じ
■ポイントその2
前歯のほうが奥歯に比べて治療がしやすい
以上の2つのポイントを解説します。
■ポイントその1 治療の内容自体は奥歯と同じ
根管治療の内容は、前歯だろうと奥歯だろうと、同じです。
神経を取る場合は、死んでしまった神経を取り、消毒をして、お薬を詰める。
再治療の場合は、今まで入っていた被せものを外し、昔に詰めた薬を取り、消毒し、再度お薬を詰めるという治療が必要です。
治療の内容自体には変わりはなく、同じような手順で進めていきます。
■ポイントその2 奥歯に比べて前歯の方が治療がしやすい
【前歯の方が奥歯よりも根っこの数が少ない】
前歯は奥歯に比べて根管の数が少ないです。
奥歯は2〜4本根っこの本数がありますが、前歯は1本のことが多いので、その分治療期間や回数も少なくできることが多いです。
少ない回数でできるということは、患者様への負担も、奥歯に比べれば少ないですね。
また、奥歯に比べれば前歯の方がまだ見えやすい場所にありますので、顕微鏡を使ったり、CT撮影を行うことで、より丁寧な治療を行うことができます。
まとめ
前歯も奥歯と同様に根管治療を行います。
消毒をしたり、お薬を詰めたりと、同じ手順で進めていきます。
奥歯と違うところは、根っこの本数が、前歯のほうが少ないということです。
少ないということは、それだけ治療する時間が短くなるので、負担も奥歯よりも少ないです。
負担は少ないですが、根っこの先が曲がっていることは、前歯でもあり得ることなので、専門医での治療を受けていただくことが大切です。