根管治療の機材・材料・薬剤
Q.根管治療に用いるレーザーとは?
根管治療で用いるレーザーについて2つのポイントを解説します。
■ポイント1
根管内部の細菌を除去する目的で使用する
■ポイント2
レーザーを用いた時の痛みについて
以上の2つのポイントを解説します
■ポイント1 根管内部の細菌を除去する目的で使用する
【根管内の洗浄時に最大効果を発揮!】
レーザー自体も様々な種類がありますが、根管治療で使用されるレーザーは、こちらの写真の「ヤグ・レーザー」と呼ばれるものです。
このレーザーを使用する目的は、歯の根っこの中をきれいに洗浄することで、通常の根管治療以上に、根管内部の細菌を除去するためです。
洗浄時にレーザーを使用すると、根管内部で微細な泡が発生し、その泡の衝撃波によって物理的に根管内部をきれいにしてくれます。
つまり、洗浄時にレーザーを使うことで、根管内部をきれいにする最大効果を得ることができます。
レーザーを使用している歯医者さんもあれば、使用していないところも多くありますので、ご興味ある方は、ぜひお問い合わせくださいね。
■ポイント2 レーザーを用いた時の痛みについて
【レーザーを使用しても、痛みを感じることはない】
レーザーを使用するのは、死んでしまった神経が入っていた根管内部で使用するので、痛みを感じることは基本的にはありません。
さらには、根管治療自体も終盤に差し掛かる、最後のお薬を入れる前にレーザーを使用することが多いですので、痛みを感じることが少ないです。
レーザーをするか、しないかで迷ったら、根管内部をきれいにしてくれるものですので、使用していただくことをオススメします。
まとめ
根管治療で使用するレーザーとは、根管内部の細菌を除去し、根管内部をきれいにするためのもので、痛みを感じることは基本的にはありません。
レーザーを使用することで、治療の成功率も上がります。
ただし、レーザーを置いている、使用している歯科医院は少ないので、希望がある方は事前のお問い合わせが大切です。