一般の患者様
Q.根管治療での痛みを最小限にする方法とは
今回は「根管治療での痛みを最小限にする方法とは」について、2つのポイントで詳しくお話しします。
■ポイント1
痛みの出るタイミング
■ポイント2
痛みの対処法
以上の2つのポイントについて解説します。
ポイント1 痛みの出るタイミング
そもそも痛みとはどこから出てくるのかについてお話しします。
根管治療では、根っこの中の死んでしまった神経を掻き出したり、根っこの先で膿がある場合などに、根管内部をキレイにする治療のことです。
根管内部は神経をとっているのに、なぜ痛みが出るの?と思われたこともあるかもしれません。
それは、根っこの先端部分の顎の中の神経は生きており、神経を切り取って根管内部の死んでしまった神経を取り切ります。
根管治療では、根っこの中の死んでしまった神経を掻き出したり、根っこの先で膿がある場合などに、根管内部をキレイにする治療のことです。
根管内部は神経をとっているのに、なぜ痛みが出るの?と思われたこともあるかもしれません。
それは、根っこの先端部分の顎の中の神経は生きており、神経を切り取って根管内部の死んでしまった神経を取り切ります。
つまり、生きている神経の部分が傷口となり痛みを出してしまうのです。
痛みの程度は患者様の感じ方によって様々ですが、1週間程度の鈍痛を感じることがあるかもしれません。
痛みの程度は患者様の感じ方によって様々ですが、1週間程度の鈍痛を感じることがあるかもしれません。
ポイント2 痛みの対処法
では、ここからが本題です。
痛みについての対処法を解説します!
治療時は麻酔の薬をして、痛みを感じさせないようにします。
痛みについての対処法を解説します!
治療時は麻酔の薬をして、痛みを感じさせないようにします。
麻酔の薬を使用することで、根っこの先を触ったとしても、痛みを感じることなく治療をすることができます。
また、麻酔も最近ではほとんど痛みを感じることは少なく、シール表面麻酔をして針のチクッとした痛みを感じさせなかったり、電動麻酔機でゆっくりゆっくりとお薬を入れることで痛みを感じなかったりといった工夫もあります。
麻酔についての詳しい動画もありますので、よければそちらもご覧ください。
麻酔についての詳しい動画もありますので、よければそちらもご覧ください。
治療後麻酔が切れてからは、痛み止めを飲むことで痛みが緩和されます。
どうしても神経を触った後は痛みを感じてしまいます。
ですので、我慢せずに痛み止めを飲むことで、痛みも炎症も和らげることができ、痛みも少なく治療をすることができます。
ぜひ、このような工夫を知っていただき、治療前にはかかりつけの歯医者さんでどのような内容の治療を行うのかなど、確認をとってみてくださいね。
ですので、我慢せずに痛み止めを飲むことで、痛みも炎症も和らげることができ、痛みも少なく治療をすることができます。
ぜひ、このような工夫を知っていただき、治療前にはかかりつけの歯医者さんでどのような内容の治療を行うのかなど、確認をとってみてくださいね。
まとめ
・根っこの先を触ったり、神経を取ると、顎の中の神経が傷つき痛みが出やすくなる
・痛みがある場合には痛み止めの薬を飲むと緩和する
・治療中は麻酔をしてもらう