一般の患者様
Q.根管治療を繰り返さないために大切なこと
今回は「根管治療を繰り返さないために大切なこと」について、3つのポイントで詳しくお話しします。
■ポイント1
再発させない工夫が大事
■ポイント2
治療が長く続くのはよくない状態
■ポイント3
治療と治療の期間が空くのはよくない
以上の3つのポイントについて解説します。
ポイント1 再発させない工夫が大事
根管治療というものは複雑かつ難しい治療です。
根っこの中が先で枝分かれしていたり、入り口が塞がっていたりと、困難な場合が多いです。
ですので、少ない回数・期間での治療が困難な場合もあります。
根管治療は歯を残していくための、最終手段の治療です。
根っこの中が先で枝分かれしていたり、入り口が塞がっていたりと、困難な場合が多いです。
ですので、少ない回数・期間での治療が困難な場合もあります。
根管治療は歯を残していくための、最終手段の治療です。
出来る限り再治療なくきちんと治したいと思っているのであれば、しっかりとした検査・診断と、知識・技術のあるところで治していただくことを、強くおすすめいたします。
根管の中の複雑さは、肉眼で歯の中を見ただけではわかりません。
ですので、根管の中を見ることができる設備、治療技術を兼ね備えた歯医者さんを選ぶことがなにより重要です。
根管の中の複雑さは、肉眼で歯の中を見ただけではわかりません。
ですので、根管の中を見ることができる設備、治療技術を兼ね備えた歯医者さんを選ぶことがなにより重要です。
ポイント2 治療が長く続くのはよくない状態
治療期間が長引くことは、歯の状態が悪いということです。
つまり、長ければ長いほど治療が難しいということです。
ですので、もちろん治療期間が長いとリスクもそれだけ大きくなり、歯へのダメージも大きいということです。
つまり、長ければ長いほど治療が難しいということです。
ですので、もちろん治療期間が長いとリスクもそれだけ大きくなり、歯へのダメージも大きいということです。
では、一体どのくらいの期間が長いのか?
奥歯の再治療でも、1ヶ月半以上治療が続く場合は長いと言えます。
もちろん根管が複雑な場合もあり、一概には言えませんが、2ヶ月、3ヶ月と1つの歯で治療が続くと、歯への影響もよくありません。
奥歯の再治療でも、1ヶ月半以上治療が続く場合は長いと言えます。
もちろん根管が複雑な場合もあり、一概には言えませんが、2ヶ月、3ヶ月と1つの歯で治療が続くと、歯への影響もよくありません。
保険診療での治療は一般的に多く普及していますが、国が定めた物や道具でしか治療することができないため、限界があります。
根っこが曲がっていたり、根っこの先が塞がってしまったり、保険診療ではそれをクリアにするのがなお難しいのです。
ですので、何度も症状が改善するまで治療を繰り返してしまいます。
しかし本当に大切なことは、1回の時間を長めに頂戴して、顕微鏡やCTを活用して根っこの先の状態を知り、技術ある術者にみてもらい、再発しにくい治療を受けるということです。
根っこが曲がっていたり、根っこの先が塞がってしまったり、保険診療ではそれをクリアにするのがなお難しいのです。
ですので、何度も症状が改善するまで治療を繰り返してしまいます。
しかし本当に大切なことは、1回の時間を長めに頂戴して、顕微鏡やCTを活用して根っこの先の状態を知り、技術ある術者にみてもらい、再発しにくい治療を受けるということです。
そして、ある程度の期間はもちろん必要ですが、できる限り歯へのダメージを減らすために短期間で治療を進められることが何より大切です。
ポイント3 治療と治療の期間が空くのはよくない
よくこのような質問を受けることがあります。
答えは「よくありません」
根管治療というものは、数回治療がかかるものということには間違いありませんが、次回の治療をするまでに、唾液などの感染から守るために、根っこの穴のフタをする仮の詰め物をします。
この詰め物の寿命は、通常は約2週間と言われています。
ですので、それ以上に期間が空いてしまうということは、いくらフタをしていても感染から守ることは難しいのです。
また、次回の治療までに根管内を消毒するお薬を使用する場合がありますが、このお薬の効果も1〜2週間と言われています。
こちらに関しても、治療と治療の期間が長くなることを出来るだけ避けた方が良いでしょう。
できる限り、根管治療の場合には治療期間を短く終わらせることが、歯を長持ちさせるために大切なことです。
答えは「よくありません」
根管治療というものは、数回治療がかかるものということには間違いありませんが、次回の治療をするまでに、唾液などの感染から守るために、根っこの穴のフタをする仮の詰め物をします。
この詰め物の寿命は、通常は約2週間と言われています。
ですので、それ以上に期間が空いてしまうということは、いくらフタをしていても感染から守ることは難しいのです。
また、次回の治療までに根管内を消毒するお薬を使用する場合がありますが、このお薬の効果も1〜2週間と言われています。
こちらに関しても、治療と治療の期間が長くなることを出来るだけ避けた方が良いでしょう。
できる限り、根管治療の場合には治療期間を短く終わらせることが、歯を長持ちさせるために大切なことです。
まとめ
・治療を繰り返さないためには、精密な根管治療を行うことが大事
・根管治療は非常に難しく、技術ある歯科医師に治療してもらうことももっと大事
・治療期間が長引くのは良くないこと
・治療と治療の間も、期間が空くことは良くなく、細菌感染のリスクをあげてしまう