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根管治療の内容

Q.根管治療での麻酔の必要性について

今回は「根管治療での麻酔の必要性」について、4つのポイントで詳しくお話しします。
 
■ポイント1
神経を取る治療の時に使う
 
■ポイント2
治療器具が根っこの先端に到達する時に使う
 
■ポイント3
根っこの先で膿が溜まり腫れている時に使う
 
■ポイント4
麻酔の効果と時間について
 
以上の4つのポイントについて解説します。

ポイント1 神経を取る治療の時に使う

根管治療の中にも、初めて神経をとり、根管の中をきれいにする場合と、既に神経が死んでしまっていて、病気があるので再治療をするという2種類があります。
そのうちの「神経を取る」治療をする際に麻酔が必要な場合があります。
なぜなら、神経が少しでも生きている場合には「痛み」を感じてしまうからです。
神経を取る治療の中にも、神経がまだ生きている場合と、もう既に死んでしまっている場合とがあります。
このうちの「神経が生きている」場合に麻酔のお薬が必要となります。

 

ポイント2 治療器具が根っこの先端に到達する時に使う

根管治療と呼ばれる治療は、根っこの中の細菌や古いお薬をとり、きれいに洗浄をして、根っこの先までお薬を入れるという治療です。

 


この根っこの先までどのぐらいの長さがあるのかを確認するときに、治療中の器具が根っこの先の圧力センサーに触れ、チクチクとした痛みを感じます。
これが不快な方も多いため、麻酔をする場合があります。

 

ポイント3 根っこの先で膿が溜まり腫れている時に使う

根っこの先に病気がある時に根管治療をしますが、その腫れがピークに達した時に痛みを感じることがあります。この場合も麻酔のお薬をしないと痛みが続くため、麻酔が必要になります。

 

ポイント4 麻酔の効果と時間について

 


麻酔の効果としては、個人差はありますが、約1時間から2時間程度効いています。
ですので、診療が終わった後も、少し痺れたような感覚はあります。
基本的に、麻酔のお薬を使用している場合には、治療中の痛みは伴わないことが多いです。
しかし、神経を触る治療であったり、根っこの先まで器具が到達するなど刺激があった場合には、治療終了後、麻酔の効果が切れてきた頃に痛みを伴う場合があります。
これは正常な反応ですので、心配する必要はありませんが、痛みがある場合には、痛み止めを飲むことが効果的です。

 

まとめ

・神経を取る治療のときに麻酔が必要
・治療器具が根っこの先端に触れる時に麻酔が必要
・膿が根っこの先で溜まり腫れている時に麻酔が必要
・麻酔の効果時間は個人差があるが1〜2時間程度治療後も効いている