「ハイクオリティーの
北米式精密根管治療」
に不可欠な物は4つあります。
②歯科医師の技術
③より良い治療のために設備
④上記をサポートするスタッフ
上記の内、一つでも欠けてしまうと、
あなたの治療の質は急降下します。
①「歯科医師の知識」
全ての治療は、ここからスタートと言っても過言ではありません。もしかすると、あなたは「歯科医師の資格あるなら、みんな、同じ知識があるんじゃないの?」と思っていらっしゃるかも知れません。
しかしながら、根管治療における知識は歯科医師によって大きく差がある分野です。
また、大学で学生に教える根管治療は、昭和の時代から大きく進歩していないのです。
もちろん、大学で根管治療専門で治療されている歯科医師は最先端の治療をされていたりしますが、学生には「教科書的な昔からのやり方」を教えます。教育機関ですので当然のことと思います。しかし、裏を返せば歯科医師が「現代の精密根管治療」を学ぶためには卒業後に「自らの意志で学ぶ」必要があります。
私は、様々な根管治療の勉強会に参加し、海外のスペシャリスト達にも直接教えていただく機会を得ることができました。最も衝撃的だったのは1年間「トロント大学歯内療法科公式プログラム」を受講したこと。このプログラムは、長期間に渡り北米の根管治療専門医を育てるプログラムで、「細菌学など基礎から、最新の知識までみっちり学ぶ」ものでした。そこで、私が今まで学んできた根管治療の知識はまだまだ浅いことを実感し、ひたすらに深く学ぶ事ができた事は自分にとっても、患者様にとっても大きな財産となっています。
②「歯科医師の技術」
この「技術」という分野は、毎年、どんどん進化していきます。
あなたは10年前に、こんなにスマートフォンが当たり前になると考えていましたか?
私は、全く想像もしていなかったです。しかし、今や多くの方がスマホで様々なことを検索して情報を集めています。
もしかすると、今、この瞬間もあなたがスマホでこのサイトを見ているのかも知れませんね。
医療も同じで道具の進化とも連携しながら、技術を磨き続けることはスペシャリストの使命です。
しかしながら、最近、かなり気になる事があります。
それは、わずか数日間程度の根管治療技術セミナーを受講しただけで「精密根管治療ができます」とホームページに書いている歯科医師が多くいます。
もちろん簡単な症例では、なんとなく治せるのかもしれません。その時は…大切なことは、しっかりと専門教育を受けて、技術も表面的でなく、しっかりと学んでいること。そして、国内外問わず常に学び続けている事です。
③「より良い治療のために設備」
根管治療大阪クリニックでは、「精度の高いCT(モリタ社)」「精度の高いマイクロスコープ(カールツァイス社:プロエルゴ)」「動画説明機器(カリーナ社)」を取り入れながら精密根管治療を行なっています。
確かに、これらの設備は大切ですが「知識・技術」が伴っていなければ、ポテンシャルを引き出す事はできません。
あなたに伝わりやすいように、雑な例をあげるとすると「普通車運転免許を持っているからと言って、F1の車を運転できるのか?」
ということに近いと思います。F1レーサーは特殊な知識と技術とチーム力で、最高のパフォーマンスを出すことができます。
④「上記をサポートするスタッフ」
実は、マイクロスコープを用いた精密根管治療においてアシスタントの役割は非常に重要です。ブラックジャックにはピノ子というアシスタントが不可欠なのと似ています。
一般的な歯科治療のアシスタントとは異なり「マイクロスコープに特化した知識とアシスタント技術を持ったスタッフ」が必要となります。
育成には時間がかかりますが、このような特殊技能を持っているスタッフの力があって、初めて質の高い精密根管治療が可能となります。